川中島平の方言

 当地の方言を掲載します。あくまでも長野県全体や北信(全体)の方言ではなく、川中島平の方言を主として収集しています。
 あやふやなネット情報ではなく、私自身や周囲の人々が、現実に直接あるいは間接に使用し、聴聞して記憶している川中島方言のみを収集しています(文献引用では、川中島の文献に限って、かつ複数記載の方言のみ採集しています)。
 答えは何れの日にか。あいうえお順に纏めました(2020年4月30日改訂)
あ行 あいさ
   あくたい(悪態)
   あさっぱら
   あさはん
   あぜまめ
   あたける
   (おこたに)あたる
   あっためる
   あっちぃ
   あばな
   あま(侮蔑語)
   ありったけ
   あんきした
   あんばい
   あんしゃん
   いいかっちゃ
   いいっくら
   いいふらかす
   行かず、行かしょ
   いがらっぽい
   行きあう、ゆきあう
   行きしな
   いじかめる
   いっぺぇ
   いなさる(か)
   いねこき
   いびる
   いぼつる
   うそっこき
   うなう
   うら(のうち)
   うわっかわ
   うわってる
   うわっぱり
   うんめぇ
   えのくる
   えべさ
   えれぇ
   おいだれ
   おいでなして
   おいなす
   おいはん
   おいらい(や)
   おおごくろう(でごわした)
   おごっそう
   おこた
   おこびれ
   おこわ
   おさる
   (ご飯を)おしかける
   おしこくる
   おしょる
   おせぇ
   おせる
   おそわる
   おだいじん
   お茶うけ
   おっかう
   おっかねえ
   おっかぶせる
   おっこわす、おっこわれる
   おっしゃん
   おったまげる
   おってな
   おってる
   おっぽけ
   おつめり
   おつゆ
   おてしょ
   おどける
   おとこしょ
   おぶさる
   おめぇた(おめた)
   おめさん
   おめさん(ち)
   おめんるい(お麺類)
   おやど
   おら
   おらた(おれた)
   おらち
   おらほ
   おろのく
   おれ(女性でも使った)、おっちゃあ(松代弁)
   おんこ
   おんなしょ
か行 かあやん
   かいぃ
   ~かいやぁ、~かっちゃ
   (ボタンや鍵を)かう
   かじかむ
   かしがる
   かたす
   かっこむ
   かまう
   かまける
   がめる
   かわりばんてん
   かんます
   きなし(に)
   (鶏を)ぎょる、ぎょおる
   きんな
   くたびれる
   くべる
   ぐみ(桑の実)
   くらすける、くらしあげる、くらせる
   ぐるわ
   げえに(引っ張る)
   けぇる
   げぇもねぇ
   けつ
   けっこくる
   けぶってぇ
   げろ
   けやす
   こきゃがる
   こく
   (屁を、嘘を)こく
   こぐ(引き抜く)
   こさえる
   ごたこねる
   ごったく
   こてっぱや
   このけんまく
   ごま(する)
   こまっしゃぐれる
   ごむせぇ
   これっぱか
   こわい
   ごわした、ごわす
さ行 さくる
   さっき(ながた)
   さびぃ
   さまかす
   さんだす
   じいやん、じじくだま
   しこたま
   じじくだま
   じっく(=びっしょ)
   しっちゃばく
   しなくれる
   じべた
   凍み豆腐
   しみる
   しらばっくれる
   しょっぺぇ
   (血が)死んだ
   ずく
   せう
   せぎ
   せっこう(よく)
   せつねぇ
   せばい
   せんだって、(「せんどな」は上田弁のようだ。)
   ぞうさもねぇ
   そおかっちゃ
た行 たあくらたあ(の丹生寺)
   だいじょ
   たくさん(=要らない)
   (家が)たたる
   (風呂を)たてる
   ~だない、(そう)だない
   だまかす、だまくらかす
   たまげた、たまげる
   だれぇ~(+否定)
   たわけ
   たんと
   ちぃせぇ
   ちったぁ
   ちっとばか
   ちびてぇ
   ちゅっくらい
   ちょうどっこ
   ちょっくら
   ちょっとばか
   ちょんこずく
   つぎ仕事
   (水が)つく
   でえじんこ
   でかく
   でかさわぎ
   できもん(=おでき)
   でっけぇ、でけぇ
   てんでに
   どおづく
   とおやん
   ときに
   とっくのまっく
   とびっくら
   とりょっぴょう
   とんがってる
   どんどん焼き
な行 なから(終えた)
   なまじっか
   なまくら
   (~)なりきに
   なるったけ
   なんしろ
   なんせかんせ
   二年参り
   ぬいもん
   ぬくてぇ
   ねえやん
   ねそべる
   ねなくら
   のくとまる
   のっくむ
   飲まず、飲みない
は行 はあらかぶり
   ばあやん
   はえぇ
   はえんぼ
   はかいく
   はぜかけ
   はたく
   ばっちぃ
   はっつける
   はならかす
   はんぺた
   ひざぁぼぉ
   ひだりっかち(ぎっちょ)
   びちゃる
   ひっかける
   ひっかしがる
   びっくらこく
   びっしょ
   ひっちらかす
   ひっつく
   ひとっきり
   ひとっとこ
   ひどろった
   ひるはん(おひるはん)
   ひょうろくだま
   びろもねぇ
   ひんまげる
   ふかす
   ぶらがる
   ふんずける
   へえ(~した)
   へぇる
   べちゃる
   べと
   へら
   ぼける
   ぼこ
   ほぞ
   ほっつきあるく
   ほとばす
   ほんなげる
ま行 まぁず
   まえで
   まくまくする
   まてい
   まる
   まんで
   みぐせぇ
   水くれ
   みずまわり(=田の水調農作業)
   めこじき
   みっかる
   (今日は)むすなぁ
   めこじき
   めった、めっためった
   もうらしい
   もぅる
   (よその)もん
や行 やくてもねぇ
   やくなし
   やくやく
   やけっつる
   やしき(屋敷)
   やだがる
   やだくてぇ
   やっこい
   やぶせってぇ
   やりそこねる
   ゆうそばから
   ゆうはん
   ゆんべ
   よ~いじゃねえ
   ようでもねぇ
   よからず
   よくだいやぁ
   よっくよく
   よっぴでじゅう
   よばれる
   よもてぇ
   (~)よりか
ら行 らちあかねぇ
   らっちもねぇ
   ろくすっぽ
わ行 わけぇしょ
   われ
   わんだれ
他  いるかい
   おあがりなして、あがっとくらい、よっとくんない
   (~して)おくらい、(~してくんなんしょ)
   あした、あさって、しあさって、やねあさって
   きんな、おってな、さきおってな、せんだって、ゆんべ
   せう、せった、こく
   あすこ、あっこ(らへん)、そこいら、あっち、こっち、そっち
   おな、おはづけ、おここ
   (行き)しな、(行き)しま
   ごめんなして
   あんな(幼児語)
   わりぃしね、申し訳ありしね
   かんじょする
   ~だねえかい、きてみてくんねえかい
   くびったま、めんたま
   これっぱか、あれっぱか
   うなう、さくる、おろのく
   おさる、おそわる、おせる
   おしこくる
   このさわぎ、でかさわぎ
   本家、しんたく、あたらしや、うらのうち、たんぼのうち
   はえぇ、おせぇ
   てんき、あめふり、ゆきふり

以下、検討工事中
  
  219. あがる
  220. かまう
  225. あととり
  227. かたわ、びっこ、めくら、きちげぇ(差別用語、末尾参照)
 ※227の川中島方言は差別用語です。これを使用することは、差別される人への人権侵害だけではなく、差別構造に加担することであり、糾弾されてしかるべきです。差別を許さないという立場から、この川中島平の差別方言を記憶されたい。また、この発言に直面した人は、その発言者に対して、毅然として差別発言であり、非人間的行為であることを明言してください。
  
    256. ~よか~
    257. えらい
    259. だいどこ、いま、ざしき、おかって、さんしつ、あがりはな
  266. おりやすか
    269. ごしてぇ
    270. しょおしい
    271. すっぺぇ
    272. せわねぇ
    277. つうぇ~、ようぇ~
    279. どおずく
    282. よりあい
    284. わにる

 以下、追加・改定します。

参考文献
 ・『消えゆく宿場町の足跡 丹波橋の歴史』長谷部好一、信濃毎日新聞社製作、2003
 ・『区誌 御厨』「区誌みくりや」編集委員会編、龍鳳書房製作、三和印刷、2017
 ・『特別版 長野県方言辞典』馬瀬良雄編集、信濃毎日新聞社、2013
 
 

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