経済・政治・国際

2018年9月19日 (水)

日本社会の肉腫

2018091711270000 自民党の総裁選なぞ、何の関心がない。どいつもこいつも、シンジロウにも何の期待を抱かない。それどころか、幼少期から田英夫や古谷綱正(ともに戦争体験者)の「ニュースコープ」を毎夕かぶりつくように視聴していた自分にとって、ベトナム反戦運動や安保・沖縄・大学闘争と三里塚闘争が身近の現実と比考して、中学生期には政治意識を涵養されたのである。当時の世相は、政治参加が当たり前だったのであり、今日での保守的に馴致された大学人や職業人とは無縁だったのである。選挙年齢に到達してからは、棄権もあれば、投票しても自民党には一票も投じたことはないのは道理である。「自民党は、社会保障や貧困対策には熱心でなく、労働の規制緩和を進めたり、富裕層の減税を繰り返すなどして、長年にわたり格差拡大を放置し、むしろその拡大を促進してきた政党である」(橋本健二『新・日本の階級社会』p38)からだけではない。橋本教授は、自民党が特権階級や富裕層の特化した階級政党になったと析出し、リベラル派の結集を訴えているのである。しかしながら、自民党は、一貫して、戦前の戦争責任を免じて戦犯どもの巣窟となり、経済の側面から国民を篭絡してきた政党である。全く反省していないのである。この政党は、常に政財官界などに勢力を維持して、民主政治を方便にして国民を支配する寄生特権層である。そして今や、富裕層やネット右翼の巣窟となっているのである。ほとんどの調査や選挙では、話半分なのであって、約2割ほどの(他の保守政党を加えれば高々3割)支持者から成り立っていることは明らかである。つまり、旧来から支持している地方富裕層、都市の特権層と富裕層、および勘違いしているネット右翼等のカルト化した集団である。当初から、ネット右翼とは勘違いした中間層であると見ていたが、それは正しかったのである。「奴隷のくせして主人のまねごと」をしているだけなのである(栗原康)。自民党の勢力は、地方から都市の特権階級(世襲議員を始めとする)と富裕層へと変遷しているのである。アベは憲法改悪を謳い、イシバは「国家・国民」を開口一番とする右翼であり、シンジロウは、超帝国の要求を汲む新自由主義者である。どいつもこいつも日本社会の肉腫なのである。自民党は、「階級政党」どころか、とどのつまり、「極右政党」に終着するのである。

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2018年9月 8日 (土)

自然の猛威の訳

2018090608450000 日本列島は災害大国化している。台風21号の被害がつい先日だったのに、今度は北海道胆振東部地震の被害である(こうした災害では、常に、社会的「弱者」が大きな被害を受けているということを決して忘れてはならない)。叔父等親戚が住んでいるのだが、連絡がつかない。電話しても通じない。心配である。こんな時に総裁選対策として「やっている振り」を演出しているのが自公政府である(マッチポンプである)。セコイ男の顔には、喜びがこみ上げて必死の形相が窺えない。また、アカンは地震の1分後には対策本部を設置したと高慢にも虚言を弄したのである。おまけに、欠陥人間は何の成果も期待されないロシア訪問ということで、被害者救援や支援など一顧だにしないのである。疫病神に取りつかれた日本は、早晩、衰退の一途であって、大歓迎である。マスメディアを始めとする東京の愚かどもは、この機に乗じて首都圏の危機管理を報じ、原発再稼働を宣伝している。自分たちのことしか考えていない証左である。北海道地震の影響は計り知れない。北海道は「日本の食糧庫」と言われ、海産物や野菜、畜産だけでなく、食味でも特A連発の有数なコメの生産地にもなっていて、食料自給率は約200%で約1000万人を養っている計算である。それも、昆布や小豆などの和食素材の宝庫である。北海道物産展が流行る所以である。輸入が途絶すれば、恐らく、今の日本人の内、約4000万人しか食料にありつけなくなるだろうが、農業に関心を抱く都会人は少なく、農業の将来を心配する者は皆無だろう。自分の食い扶持すら霞のようになっているのに気づかないのだろうか。今の日本には、お飾りの「日本国憲法」はあるが、民主政治はない。世襲政治屋が跋扈するばかりである。従来、北信(長野県北部)は保守的傾向が強かったが、世襲議員を排斥して、今では中南信(長野県中南部)が自民党の牙城に化している。すべては欲得で決する縁故社会なのである。加えて、都市住民の右傾化がそれ以上に強固に補完しているのである。しかしながら、自然の猛威は、この国の極右政治の基盤を吹き飛ばし、変革を迫っているのである。
 「自然に強制を加えてはならない。むしろ、これに従うべきである」(エピクテトス)

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2018年7月15日 (日)

稲の分蘗を見て

2018071509230002 記録によれば、田植えが6月17日だから、今日は28日目。最高分蘗期はおよそ定植後60日だから、幼苗はぐんぐんと伸びている。もう少しで青田になり、そよぐ風に枝葉を靡かせるだろう。9時過ぎなのに、噴き出る汗をタオルで何度も拭いながら畦回りをして成長の具合を観察するのである。気の早い隣りの田んぼは、中干し後の水入れを開始してもいる。気候が早まり、何事も早め早めになっている農業である。だが、生来の怠け者である自分は、他の仕事をこなしつつ、遅れ遅れの農業になってしまっているのは否めない。畑作業は思うようにならないが、絹サヤやピーマンなどの世話が何とか間に合っている始末である。
 西日本豪雨による災害では、知り合いの安否は確認できたが、極右政権の弛緩は止めどもないことになっている。西日本は東日本と異なり、土が重たく赤土が多いために土砂災害は甚大となる。また、日本の河川は急流なので、巨大地震災害と並んで、豪雨対策は国を挙げての取り組みが緊要なのである。気象庁は重大な事態を警告したにも関わらず、「赤坂自民亭」なのである。これに対する批判は、ある意味では正しいのだが、マスコミが恐る恐る報じるようになっているのだが、「宴会」批判は本質ではないのである。むしろ、この悲惨な状況を政権浮揚に利用していること(ショック・ドクトリンこれも)を周到しておかなければならないのである。実は、明治維新もそうだったのである。「志士」どもは、非常事態を利用し、自分たちの利害のために興国論や覇権論、軍事大国化に成り下がって敗戦を準備しただけだったのである。西郷隆盛や坂本龍馬などは徹底的に斥けなければならないのである。三島由紀夫のカリカチュアも然りである。2020年のオリンピック開催は、2011年から始まる第二の敗戦を告げる晩鐘となるだろう。この豪雨被害と同じような事態の最中にオリンピックは敢行されるのであるから。悲惨の事態に遭遇して初めて日本人は決起できるかどうかが要なのである。そのような認識が、稲の分蘗ように、全国津々浦々に遍満するかどうかが問われているのである。

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2018年6月 5日 (火)

梅雨入り前に

2018060218320000 明日にも梅雨入りする気配である。ひと月以上、ブログとはご無沙汰である。農事が始まり、あれこれと手配と実働をしなければならないのだが、今年は事情があって、人生残り少ない(?)時間を割かれているのである。日本が壊れてゆくのを斜に構えながら眺めることも乙なものである。全てが可笑しい。意味もない野球が嫌いになって久しいが、大谷がどうのこうのとスポーツニュースがやかましい。ワールドカップ・サッカーに向けてのピークアウトした人選で何ができるのか。アメフトなぞ、本来選手を駒としたスポーツじゃないか。国民栄誉賞を貰って喜ぶ、お目出たいスケート選手、軽蔑あるのみである。大体、スポーツで激励、なんてとんでもない驕りであり、噴飯ものである。アベによる国家の私物化や政・財・官・学・法曹・マスコミ・芸能・スポーツ等の腐敗と無力化、大いに結構である。笑いが止まらない。文書改竄どころでなく、国の最高法規も改竄されるとあれば、日本国終了となるのである。なあーんだ、みーんな愚か者ばかりじゃないか。いいぞ、いいぞ。鯛は頭から腐る、というのは本当だな。嘘つきはアベの始まりということで、社会そのものが虚妄と化しているのである。子どもに嘘をつけ、開き直れ、という道徳を教え込むアベとアソウである。自民党は極右政党であるが、政治・外交の無力、財政赤字の垂れ流しと国民への責任転嫁、国家の私物化が席巻している。これに3割弱の国民が悪乗りしているのである。誠に喜ばしい限りである。しかしながら、アベとアソウは死ぬまで辞任してはならない。中途半端はダメである。どこまでも零落してゆかなければならないのである。誰にも相手にされない程に奈落の底までお付き合いしなければ、人々の理解を得ないのである。次期首相は大変だねえ。全てを入れ換えなければならないのである。もう一度の敗戦を処理しなければならないからである。あの敗戦時以上に、政治責任を国民総体に問わなければならない大事業(真の革命)の責務を負うのであるから。半世紀ほど前に、安保・沖縄闘争や大学闘争で問われたことが現代に蘇っているのは確かである。

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2018年3月27日 (火)

怪しい、怪しい、怪しい

Yjimage 本日の休日は、冬用タイヤからの交換や自転車修理、少し伸び始めた草取りや植え替え、情報処理の教科書的勉強など課題をこなして、佐川前財務省理財局長(前国税庁長官)の証人喚問を途中休憩しながらテレビで眺める一日だった。庭には梅の花が綻び出し、密集した黄色に染まった山茱萸が風景を彩っている。イヌノフグリが足下を賑やかに飾り出している。蕗の薹はやや薹立ちし始めている。快晴の光が背中を温めている。風はゆるりと暖かい。春到来なのにである。
 喚問は予想通りの展開である。この人には信念がないらしく、自己保身の権化であることが理解できた。無論、生殺与奪の権が握られていることは疑い得ないのだが、身を切る決意も無いようである。キョロキョロ動く目線が典型的な小官僚であることを証明している。正義感の微塵も感じられない。悲しい人である。財務省の面接試験では、志望者に「なんとつまらない人生だな」と虐められるそうであるが、入省してこれでは財務省のレベルが知れている。ほとんどが東大卒であるが、秀才の成れの果て(白色矮星)である。核心点はすべて「刑事訴追の恐れ」で乗り切った(つもりな)のである。日本国憲法第15条は、(内閣人事局ではなく、)国民の公務員選定罷免権と(国民)全体の奉仕者という公務員の本質を明記している。(国民と)天をも恥じないとなってしまったのだから、悔悛して自白するまで森友問題を追究するのが日本国民の絶対的課題となったのである。国民はなめられているのである。そして、誰が指示し、何のために改竄と偽証はなされたかを徹底追及することによってしか、民主主義は貫徹されないのである。空洞化した日本国憲法が、極右政党である自民党によって改悪を迫られているのは偶然ではないのである。ちなみに、長野高校出身の北村弁護士は、日本国民が誰しも思っている疑義を差し置いて、佐川氏の証言拒否を正しいと反論しているが、長野県民として恥ずかしい限りである。それともう一つ、年齢が近い北村弁護士や佐川氏、及び時の首相の頭髪がふさふさと豊かであるのも、悩みで薄毛になっている自分にとって絶対許せないことである(笑)。

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2018年3月12日 (月)

「わたしは東京を侮蔑する」

2018031215570000 面倒臭い一日であった。精神的な疲労が身に襲い掛かっている。人を何とも思わない行政末端で確認作業をし、午後は確定申告のために会場に急ぐと、e-taxの定着を目指して、税務署は指導が中心で要領を得ない。行政は税務に疎い市民を置いてきぼりしているようだ。NHKの天気予報は、最低気温と最高気温を表示して概況を説明するばかりで、自然のあるがままをニュース化せずに、本来的な人間生活を無視している都会人の有り様には呆れるばかりである。千葉県の情景を見せても、薄っぺらな映像で誤魔化すばかりで、この地方では何の意味もないのである。関東圏には、何十年も前に薄暗い青春を過ごしたこともあるのだが、今となっては何の意味もないニュース映像である。花鳥風月は都会の日本人には全く忘れ去られたようである。『鶴瓶の家族に乾杯』という番組は、その地方の自然と人々の生活が垣間見られるので楽しみにしているのだが、興味本位のディレクターの指向が邪魔をして、見飽きた同一地方が繰り返されて興ざめである。地方はもっと千変万化で豊かなのであるが、都市の人間には分からないのだろう。中には、地方に在住しながら地方の因習を強調している大バカ者がいるが、全くもって失笑してしまう。政治腐敗の原因は地方なのか。原発による(核)電力を享受していたのが都市住民なのである。しかも原発被害の風化を許しているのも都会人なのである。自民党一強支配を許して金城湯池になっているのも都市の選挙区なのである。維新も公明も都市選挙区で出張っているのである。確かにごく一部の地方では、長年の自民党支配を受けているのだが、それは今もって都市在住の世襲議員が跋扈しているからである。長野県では、高校卒業した若者の約8割は都市へと流出してしまうのである。地方のロードサイドを占拠してストロー現象をきたして、地方のあらゆるものを収奪しているのである。29歳の高群逸枝は、『東京は熱病にかかってゐる』という詩集で、「私は都市生活、ことに不正に満ち、阿諛と屈辱とに満ちた売文生活に耐えきれない」と表白している(p200)。「いやな醜い東京、わたしは東京を侮蔑する」(p216)と。それは若き日々の四国巡礼の故に覚えた感覚であった。春先の四国や瀬戸内は風光明媚で、さぞかし美しいことだろう。東京では梅が開花したそうである。しかしながら、醜い東京の政治家は、その醜い悪相をテレビで永遠に晒し続けているのである。

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2018年2月 6日 (火)

忸怩たる思い

2018012512040000 「今年はさみー(寒い)なあ」というのが当地の挨拶言葉になっている。そんなこんなで、五年ぶりの諏訪湖御神渡りが見られたということである。天候は「前半不安定、後半順調」、経済は「明るい兆し」という宮司の見立てであるが、本日の東京株式市場はほぼ全面安で大幅下落を報じている。アメリカ経済の不安に市場が嫌気をさしているらしい。よく分からないが、気候もどうなることやら。日本海側は大雪で、北陸は豪雪らしい。長野県境の山沿いは本降りなのだが、内陸盆地の川中島平では、多少は影響を受けて降り積もる程度であって、むしろ厳寒が半端でない。40年以上前は極寒期には-10℃以下になったのだが、近年は高々マイナス10℃ということらしい。昼間は乾燥して晴れ上がることもあるのだが、夕方になると、一時間につき一度ずつ寒暖計が下がってきて、水道管の破裂を心配し出す。寒冷は足下からズンズン到来する感じで、老体の身に応えるのである。だから、ズボン下(ももひき、関西弁でぱっち)は必需品である。氷点下三度以上では、「今日はぬくとい(暖かい)ねえ」という感想がここかしこで聞かれ、氷点下三度以下になって初めて、漸く寒さを実感するのである。高校を卒業して上京すると、晴れ間が毎日のように続くのが不思議に思ったことである。ダウンジャケットを着衣しようものなら、背中に汗が滴り落ちて気持ち悪いことこの上ない。精々、空っ風が多少冷たく感じた程度であり、薄いジャンパーで冬をやり過ごしたものである。周囲には、みすぼらしい貧乏学生に見えたことだろう(実際極貧だったのである)。これが大阪になると、小雪がちらほら舞う程度で寒さを感じない。いかなご漁の解禁を聞くと本格的な春到来であるが、本年は不漁のために高値らしい。しかしながら、今、日本で一番寒い地方はどこかと言えば、沖縄の名護市だろう。結果を嵩に、政府はどしどし名護市民だけでなく、沖縄の人びとを居丈高に翻弄し続けるだろう。経済(金)で選挙に負けたのだが、沖縄の軍事基地化は愈々進展してゆくのである。これもまた、本土のヤマトンチューによるウチナンチューへの差別の有り様なのである。明治維新の約150年以来、ヤマトの差別に対するウチナーによる受忍に、忸怩たる思いである。沖縄の怒りがいかほどのものか、呵責を覚えるのである。アキサビヨー、沖縄の独立解放の鐘が鳴っているのかも知れない(これこれも参照)。

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2017年11月 5日 (日)

卑しき輩が支配する国

Ninjinnmusi 人参を収穫に行くと、キアゲハの幼虫に出会う。冷え込む今頃になっての幼虫じゃ、行く末が気になるところである。とりあえず人参を収穫する為に移動してもらうしかない。隣の畑のオジサンは、玉葱の苗を植え込むために、昼を過ぎても一心不乱に作業を続けている。少々話し込んだ後、自分の畑に戻って人参4本、白菜1玉、大根1本を持ち帰る。昼食を済ましてから地域のえびす講に赴いて、地域の仕事を担い終わると三役で反省会をする。地域振興と地方疲弊の話になるが、結構、皆さん問題意識が高く、知らない情報交換や一人一人の意見を伺うことができた。地方のヒトとカネが総ざらい都会に持っていかれることを認識しての散会となった。県民税や県下の青年の約8割が都会へと流失して、カネとヒトとを都会がせしめている事態なのであるが(長野県の場合)、ほとんど収奪される地方の現実は知られることなく、都会が傲慢に享受しているのである。そして、一例として垣間見るキー局のテレビ番組を視聴すると、タケシやらタモリやらトコロやら、お馴染みのヨシモトやジャニーズの芸no人にウンザリして、意味もない番組が盛り沢山で、怒りを通り越して失笑するばかりである。これをプロデュースする人間がどんな輩かは分かっているのであるが、毎度のことながら、この国は狂っていると思わざるを得ない。「地方創成」とな?もうそんなスローガンはかの人物には忘れ去られて(この点、山口と福井には二度と行くまいと決意している)、次は幼児を出汁にして政権維持しようとしている。コイズミシンジロウという自民党議員を時折ニュースとして瞥見するが、早く消え失せてほしい。もう十分、ソウセンキョやトランプ遊びで日本国は腐敗し果てているのであって、むしろ日本国は、一も二もなく政府を筆頭として破滅するべきなのであり、破滅させるべきなのである。
31633781 子どもをすべて推奨する訳ではないが、この国は悪い「子ども」によって支配されている。モリカケ問題の中心人物とその周辺の輩、およびそれを支持する者どもは、私益を追求してばかりの悪い「子ども」である。「袖口が、鼻水でカピカピだったあの頃。自分の感情を思いきり出して泣き、笑い、怒る子ども達。今の私達は、喜怒哀楽を顔に表すことを、どこに忘れてきたのでしょうか」という思いが本当の思いならば、この国は起死回生となるだろうが、その兆しは露ほどにも見当たらない。しかしながら、いつかは突如として噴出することになるだろう。「自殺したい」という青少年が、お安いSNSの犠牲となる社会は、それほど危うい社会であることは言うまでもない。換言すれば、あの悪徳どもによって、人の命が鴻毛よりも軽くなっている国柄なのである。

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2017年10月22日 (日)

白色矮星としての日本国

32795428 終日の降雨のためにどんよりとした空模様で薄暗い天候である。これは今後の日本国の運命を象徴しているかのようである。午前の豪雨の中を投票し、後は家の中で読書と惰眠を貪っていた次第である。恐らくは極右政党の自民が圧勝するだろう(現選挙制度においては)。首都圏・関西と北陸・西日本の各地からの極右政党議員が続々と選出されるのは間違いない。戦後的繁栄の碌を食んでいる地方柄である。今やそんな時代でもないのだが、よりひどい破滅を望んでいるのであろう。歴史を振り返ると、日本人が漸く飢餓から脱出したのは昭和二十年代後半である。宮本常一は、「日本人が一応飢えから解放されたのは昭和三十年以降であった」と述べている(p28)。その後の経済成長によって、日本人の顔貌と体躯は変化に富んで腐臭を放っている。その中心となっているのが首都・東京である。
 物質文明の恩恵に浴している日本国であるが、「経済」成長神話にまみれているのであるが、しかしながら、それはあくまでも、空腹を満たしているということであって、食物輸入によって実現できているに過ぎない。戦後、農業の機械化は進捗したのであるが、これもまた労働が軽減化されただけに過ぎないのであって、特段に農業生産力が飛躍的に伸長して増産されたわけでもない。つまり、日本人は決して『飢餓からの脱出』に成功した訳でもない。一部では食糧安保論が論じられ、四割を切っている食料自給率の向上を目指している訳だが、これには自民党農政は本腰にはなっていない。なぜならば、日本は原料と食糧の輸入との引き換えに、工業製品の海外輸出で外貨を稼いだという成長戦略神話に未だに憑かれているからである。しかしながら、これは過酷な資源的収奪とエネルギー消費を拡大し、地球的規模の環境汚染と破壊を同伴させているのである。循環型の持続的経済が一部で模索されているのであるが、それへの過渡期であることも知悉しなければならない。国難くんと極右勢力によって、刻一刻と自滅へと向かっている日本国である。原発をより推進したり、脅威でもない北朝鮮を挑発・威嚇する方が、国民にとって余程の脅威なのである。

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2017年10月 2日 (月)

「農業は儲からない」のか?

2017100210190001_2 稲刈りを敢行した。朝からの曇り空であるが、所用でひと時、健康・歯科相談を終えると、直ぐに田んぼに出向き、家族の協力で稲架かけまで完了したのである。稲刈りに続き、稲架に掛ける作業、落穂拾いなどの細かい作業を終えると、心地よい疲労が全身を満たした。昼前から雨がそぼ降り出し、一人、昼食も抜いて稲架掛け作業を黙々とこなしていたのである。終了時には、雨が本格的に降り出したのであるが、次は畑に出向いて、大根一本、人参四本、キャベツ一玉、ネギ二本をおろぬき、序でに白菜の間引きを実行して、家へのお土産とした。すっかり帽子は濡れて、衣類も湿りがちで自宅に急行した次第である。遅い昼食は午後三時を既に回っていた。畑の周囲のりんご畑は、すっかり秋映やシナノスイーツが赤づいている。「収穫の秋」と言っていい頃合いである。

2017092812080000 「農業は儲からない」という言辞は、一般的には農業以外の分野の人びとから聞かれるのであるが、時には、就農した人や農家出身の人から耳にすると少なからぬ怒りを禁じえない。農業のことなど何も知らない元自民農林部会長であったコイズミシンジロウは、農協の協同を破壊して日本農業を崩壊させる提案をしたのだが、実にアメリカの意思を体現してきたのである。こうなると、野坂昭如が提案したように(これこれ参照)、農民は農産物出荷拒否という手段でストライキをしなければならない。少なくとも自給農業を目指すという手段で都市の人びとを開明させなければならない。世界的に見れば、農業従事者の中には反グローバリズムの声が日増しに高まっているのである。民進党の前原代表も、コイズミに負けず劣らず地頭が悪く、「(GDP)1.5%を守るために98.5%を犠牲にして良いのか?」とTPP妥結にのめり込む発言が記憶に新しい。農業のことなどまるで分っていない「口だけ番長」である。こんなだから、「絶望の党」に身投げする民進党解体の戦犯と成り果てているのである。同じ京都大学出身の長野一区選出の民進党議員は、よしみで、こんな輩に代表選で投票して、今頃になって困惑している始末である。自業自得である。農業のことについては、タイトルを手掛かりとして、いつの日か、本格的に持論を展開してみよう。

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