人類の敵の除去
五月も半ばになって、若い頃と比較すると物事は遅々として進捗しない。疲労のために直ぐに休養したり、人間自体が魯鈍になったものである。結局、本年は稲作を中止することにした。農業自体も野菜中心に少し実行するだけに留めることにした。信州弁の「ずくなし」になったのである。これに反して、農業を暮らしの中に取り入れて身近な環境や命や暮らしを守ろうとする潮流は少しずつではあるが目覚め始めているようである。経済成長神話の代償は、地球温暖化と自然の荒廃という形で人類に跳ね返っているのである。大人たちの勝手は、少子化という事実に顕現して子どもたちの未来を略奪しているのである。恐ろしい時代となったものである。オリンピックに拘泥してワクチン頼みという政治的現象は、新自由主義の権化であり、格差を増大して人間改造と管理社会の徹底に進展してゆくのである。良否の価値観は兎も角、これからもムラ(地域共同体)から家族の崩壊、さらに国家の崩壊へと突き進むことになるのかも知れない。資本主義はその本質として、家族やムラだけでなく、一切合切を破壊することで成立するのである。
キジバトの鳴き声が聞こえ、その内カッコウも耳を楽しませる季節となるだろう。初夏を実感する。そして、現今においては、新型コロナウィルスの世界的蔓延が全人類を襲来しているのであるが、世界的製薬資本が国家政体と共犯して人々に人体実験を仕掛けて、ボロ儲けをしている。だから唯々現象に追随しているだけでは何の解決にもならないのである。このような事態を招来させたものを究明して、その原因を定立して、人類の敵を除去し尽くす他に手立てはないのである。政・財・学・マスコミ・法曹・医学・教育・スポーツ・芸能・文学などの、あらゆる業界において、三年前と何の変哲もなく変わっていないのである(沖縄「復帰」の日に)。
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