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2019年1月

2019年1月24日 (木)

東洋大学当局を弾劾する!

250pxtoyouniv 東洋大学で、一学生による批判の立看とビラに対して、当局が退学勧告する事件が生起していたことを、このブログで知って怒り心頭を覚えた(このブログの筆者の「一流」意識には辟易するが)。『学生ハンドブック』によれば、許可制ということであるが、それが言論の自由を封じるのは明らかである。大学とは、元々、universitasであって、権力の介入を阻止する団体なのであり、歴史的に、これは学生による自主的な校則から始まったのである。大学当局の校則は、学生を縛る校則なのであって、錯誤も甚だしい。私は東洋大学が好きである。大学受験期には、ラジオ講座では金岡照光先生のお世話になったこともあり、モグリの学生として茂手木先生や量先生に親炙して、白山キャンパスに通い詰めたこともある。東洋大学が東京大学のSitz(ジッツ)の有力な一つであるのは気に入らないことではあるが、あろうことか、大学当局は立ち上がった優秀な学生を威嚇したとのことである。ましてや、規制緩和によって非正規労働者を大量に生み出して、労働者からピンハネする経営者となっている竹中平蔵を、大学当局が教授として招聘するという暴挙を行っているのである。学生の批判は至当である。学生と教職員は、教授を学内から追放するべきなのである。この大学はどうなっているのか。失望したことである。むしろ、このような学生を輩出できたことを誇りとすべきなのである。T大やK大など、並み居る腐れ大学よりもスゴイ!

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2019年1月 1日 (火)

本来の元旦

Dscn0371 鬼無里(村)から白馬に抜ける白沢峠からの絶景を時々想い起す。もう一度訪ねてみたい衝動に駆られる。しかしながら、貧乏な生活ではガソリン代という経費がその衝動を止めてしまう。眼下に鹿島槍ヶ岳、五竜岳から白馬三山へと続く雪の北アルプスを眺望する佇まいには、その荘厳さを人に抱かしめるだろう。という訳で、たまさか『鬼無里村誌』を手にしたので一読してみた。大変立派な村誌である。村の自然・歴史・民俗が精細に記述されている。長野県には、教員を中心に郷土史家が多く散在している。数多(あまた)の図書館、博物館、美術館があり、社会教育資本が充実している。こんな山奥の鬼無里という村を記録に留めるという難業に挑戦する郷土史家の胆力には恐れ入ってしまうのである。
 謹賀新年。昨年に書き留めておいた記事に追記しての初投稿である。年末年始はお年取りと元旦を午睡と読書で過ごしている。紅白や急増する正月お笑いテレビ番組は視聴しない。このような番組を提供するディレクターは、首都圏出身の「有名」私大出身が多い。政治や経済や文化を牛耳り、めざましく劣悪化している慶大出身者どもには辟易する(東大は落ち目である)。どんどん日本が壊れた方がいいのである。という訳で、めでたくもないのであるが、相も変わらず、『宮本常一が撮った昭和の情景』(下巻)を分析していたのである。①1965年、戦後25年経過した頃(いざなぎ景気)、日本社会の風俗が変転したのである。江戸や明治の時代から続いていた社会は、茅葺屋根から瓦屋根が普及して、縁側の意義が消失し始めたのである。牧歌的な農村風景が変化し、洋装が普及し出して、三種の神器である冷蔵庫・洗濯機・テレビ(白黒)が地方にも浸透し始めたのである。②1970年前半、瓦屋根が一般に普及して茅葺屋根は消失する。住宅の密閉化が進捗し、道路網が整備され、生活に余裕が生まれる、という二点が、宮本が撮った様々な写真から読み取れるのではないか。写り込んだ写真を丁寧に読み取っていると、宮本民俗学の重要な一面が感得されたのである。今日一日は、初詣(明治以降の風習)もせず、寝正月かつ読書の元旦であったのである。

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