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2017年3月15日 (水)

改革は地方から

2017031511590001 冬越しした玉葱の苗が、寒さを乗り越えて残っている。黒マルチした玉葱の半分は生存できなかったが、籾殻で覆った玉葱は、健気にも三分の二弱は生き残っている。信州の冬は、積雪が問題ではなく、むしろ内陸性気候の大地の寒さは半端ない。氷点下が当たり前の如月の寒さを凌いで生き残るその生命力には感嘆するより他はない。籾殻の威力を改めて認識することとなった。昼前に、田畑の様子を初めて観察するために出かけた休日である。そして、抜けのある個所の補植である。半世紀前の川中島平では、寒さに強い麦作が当たり前なのであったが、現在では所々でしか眺めることができない。それほど、自然は一面では過酷なのである。したがって、農業は経済成長とは無縁なのである。農業の構造改革が一部で叫ばれ、成長産業化に腐心する政府の目論見は必ず失敗する。自然と風土を無視する政策は、大地と人間(文化)を殺してゆくのである。農業は人々に安定した食料を供給するのが使命なのであって、成長戦略などまったく無用なのである。それを切り破ると、土地の荒廃、資源の簒奪と枯渇、生態系の破壊、農業産業の棄損などの負債を負うばかりで、むしろ農業そのものの破壊となるのである。よく、日本には資源がないなどと脅迫する輩が跋扈しているが、むしろ、日本ほど資源豊富な国柄はない。自然と気候、土地と人民の存在である。有害な人間が政治や経済やマスコミや芸能界などを領導しているのであるが、これがいつまでも続くようであれば日本も消滅を迎えることとなるだろう。しかし、それでも生き残らねばならない。豊洲と森友問題など益体もない問題で大都市は腐臭を放っているが、改革はむしろ地方から勧められなければならないのである。だから、洗脳としての在京キー局TV番組は、今では、ニュースですら見ることがない悠々自適な毎日であるが、こんな田舎にも、昼過ぎの二回、オスプレイの往来を仰いでしまったのである。米軍横田基地と関山演習場とのそれであろう。沖縄の人々を苦しめている常在戦場化が少しづつ進んでいる様である。

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