真珠湾攻撃の再来
信濃毎日新聞(信毎)の今朝の「斜面」を寝ぼけ眼で読んだ。勤勉や分かち合いとは真逆のカジノ法案を急ぐアベ政権を辛辣に批判した内容である。「政治家がうそをつくのは当たり前」という「悪性のニヒリズム」が日本を蝕んでいると政権批判しているのである。これは、「農業情報研究所」さんが大ニュースと取り上げているのだが、この「悪性のニヒリズム」というのがポイントである。これはポピュリズムの裏返しである。首相の傘下には補佐官、秘書官、内閣官房参与など、ろくでなしが蜷局(とぐろ)を巻いているのである。この中で、内閣官房参与には国民のことなど毛頭念頭にないポピュリストが居並んでいるのであるが、その中の一人で小泉の秘書から首相秘書官にのし上がり、長野県政の参与と併せて、Wアベの参与として暗躍している人物がいる。この参与は、成果としてはゼロなのであるが、権力を嵩にして未だに政界を渡り歩いているのである。それにも懲りずに、松本歯科大学の特任教授にもなっていて、歯科大学で何を講義しているのやら皆目見当がつかない。思想信条が分からない。それはともかく、悪性のニヒリズムというからには、良性のニヒリズムというものがあるのかというと、それこそニーチェの克服なのであるが、ニヒリズムを誤解する人たちは、悪性のニヒリズム(無)に陥ってばかりなのである。だから、彼らは「生」への欲求がない。だから、アベには他人はどうでもいいのであり、一人、部屋の中でぶつくさ「神ってる」(この流行語大賞は野球好きの愚者の選択である。ちなみに、野球は大嫌いである)そうである(昭恵談)。安倍内閣を終了するのは簡単なのであるが、野党を始め、左翼・リベラリストが分かっていないだけのことである。足場が同じであれば無理なのであり、足場が同じでなくとも、この人物のことがまるっきり分かっていないのである(これ参照)。そうやって、日本は崩壊してゆくのである。いつもとは違い、TPP法案なども使い、真珠湾攻撃が既に始まっているのである。
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