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2016年9月 9日 (金)

見極めの困難

2016090907110001 今朝、田んぼの様子を見ようと自転車で向かい、眺めると、大分、畦に雑草が繁茂している。水加減やキラキラテープの補正や雑草を少々刈り取っていると、隣の田んぼのおやじが遅れてきて、二連の稲刈り機を始動していた。挨拶をして眺めていると、穂一本残さないように見事に稲刈りをしていた。おやじは上農の農家である。雑草など、どこを見ても蔓延っていない。もち米は早々刈り取ってある。刈り取りしているのはうるち米である。嫁さんは朝の家事なのか、いない。黙々と稲刈り機を操っている。おやじの田植えは確か6月5日だから、今朝で96日目の稲刈りである。品種はコシヒカリで間違いない。種蒔きから田植えまでは大凡一か月位であるから、種蒔き後、126日程での収穫である。少々早いんでないかえ、と思うが、農協や県の農政部のお触れでは、夏の高温障害のために成長は早く、胴割れ米や品質劣化防止のために、稲刈り時期の前倒しを奨励している。隣のおやじは専門家であるからして、稲の具合の観察力に間違いはないから、他品種ということもあって、わが家の稲刈りは10日ほどしてからの20日以降ではないかと予測している。もう一つの目安は、出穂後から50日までの胴割れ米と青米防止という基準であるが、出穂は、教科書的には8割と記述されているが、農協の講座によれば、5割の出穂ということである。記録によれば、我が家の出穂は8月17日(5割)であるから、今日で出穂後23日であり、結局、9月26日から10月6日での稲刈りとならなければならないということで納得した今朝である。それにしても、隣のおやじの稲刈りは早いと言わなければならないが、出穂後40日と考えるならば、あるいは、稲架かけ米であることと高温障害ということを考慮して、35日と考えるならば、おやじの稲刈りは適期なのかもしれない。いづれにしても、うちは9月最終週となることは認められたのである。

 虫の音や 老ひて机に 積読す

 稲刈り適期の見極めの困難と比べれば、この国の首相と東京都知事のやることなすこと、すべて、予想通りであり、見極めの容易な政治屋である。この国で生きているのが嫌になるほどである。しかしながら、人は決して国を憂いてはならないのである。

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受信: 2016年9月 9日 (金) 15時42分

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