芸no人 右傾の政治に 竿をさす
10日午前に代掻きを終えて、11日午後に田植えを完了。私事が加わって、多忙な毎日であった。が、世相はマキゾエ不信任コールで、狂態を呈しているようである。公金・税金の公私混同など、「まともな」政治家であれば常識である。でなければ、政治家なぞやってられないのである。自公の支持があっての都知事だったのであるが、これには何人も疑問を呈さない。それに、あまり(甘利)にも酷い収賄事件はどうなったのか。マスコミの袋叩きによって全国民まで巻き添えにして、辞任まで要求する始末であった。たかがテレビのキャスター如きがマキゾエ辞任を要求する有様に、お前は何様だ、する仕事が違うやろ、と画面に怒りをぶちまけてしまった次第である。これ以外のことも含めて、事実を究明して報道することやろ。東京都に就職した大学時代の知り合いによれば、週末は業者とのゴルフ三昧ということである。巨悪は眠る。金である。○○利権である。マキゾエ都知事は、もう少し頑張って都議会を解散してもらいたかったことである(これが議会制民主主義の常道である)。しかしながら、命を脅されては詮方ないと同情している。
政治だけでなく、日本社会全体が液状化している様である。自民党が自由主義と民主主義と真逆の羊頭狗肉な政党であることは、ちょっと常識的に考えれば分かることである。また、テレビ離れしている若者向けの番組制作や東京一元化の報道ぶりなどを見るにつけ、人々の行住坐臥を改変することを狙っているとしか思えない。地方は東京(都民)ほど愚かではない。カネ塗れの脳みそ、欲望に忠実な愚か者たちの群れ。芸no人が政治に口を出して芸を磨かない有様で、旨くもない繁盛店に行列をなす。仲間内でしか笑えないギャグや喧噪でしかない面妖な文化。おまけに、俯いてばかりで自己愛のスマホ馬鹿。作られた虚飾の中で消費するしかない様態。働くことが自己実現でなく、生命を摩耗するだけの人生。クレジットやケータイ決済で自分の財布を献上するシステムなど不必要である。都市が巨大化すればするほど都市は腐臭を放ち、貧乏だった子供の頃、興奮してよく観た怪獣映画の怪獣が、都市を襲うことになるに違いない。
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 異常事態の進展(2024.07.10)
- イデオロギーとプロパガンダ(2024.06.01)
- 最後のパラダイムシフト(2024.04.02)
- 人心一新の時代(2024.02.27)
- 究極の災害・人災(2024.01.08)
「農業・農事」カテゴリの記事
- 平和は創造するものである(2022.09.03)
- 『昭和の記録 私の思い出』(2022.02.08)
- 自然農法の自然環境(2021.03.07)
- 反ヒューマニズムへの階梯(2021.03.02)
- 温故知新という時代(2020.11.20)
コメント