金なし・ずくなし・自己本位農法
農事は進む。苗を購入するのでなく、播種から育てる農法を少しづつ実践しているので、大分、手間のかかるのであるが、田植えの準備をする一方、畑への植付けを続けている。画像は、地這いキュウリと大豆ですが、好物の人参はお隣に蒔いてあるが、どうなることやら。キュウリは、畑の有効活用の見地から支柱を設置するのが慣行農法であるが、地這いキュウリは、文字通り、地上を這って育つ特性を生かす育て方であり、個人的には、地這いキュウリの味の方が好みだからである。これを「金なし・ずくなし・自己本位農法」と謂う。徹底的にマルチや金肥を使用せずに、自前の鎌と鍬とスコップだけの(実は手間のかかる)農法である。また、無理をしない地産自消農法でもあるから、今のところ産直などの売り物にもならない。だが、決して有機・自然農法でもない。ここがミソである。有るもので全部間に合わせるのである。だが、アベやマキゾエのように、収奪した税金を詐取するような真似はしない農法である。
最近はテレビニュースでさえ見なくなり、新聞も斜め読みで済ましている。耄碌したこともある。半生を過ぎ、身体も悲鳴を上げ出し、眼も霞み、片足が棺桶に入りつつあるので、世にいう「終活」ということだろうか。政治でさえショーになっているのであるから、この先おもしろきことも無いだろうという諦念もある。しかれども、かなり危うい国家主義のイデオロギーが日本全体を覆いつくそうとしていることは間違いないだろう。オバマとアベは、沖縄の人々の辛苦と平和への願いを捨て置きながら、広島において核兵器廃絶のショーを披露している。狂っているとしか思えないのである。
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