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2016年3月10日 (木)

確定申告した、日本死ね?

11031066723 午前中に確定申告を終え、スズメの涙金が還付されてくる。「納税は国民の義務」という憲法(第30条)の規定があるものの(明治憲法も同じ)、世の中というものは不合理にできていて、半世紀も前からクロヨン、トーゴーサンピンなどと、税務署による所得の捕捉率が人口に膾炙されている。つまり、税金逃れが公言されているのであるが、このうち、事業主と政治家(とりわけ与党政治家)による税逃れの実態を知れば、サラリーマンは逆上するのではないか。銀行や大企業が法人税(23.9%)をほんの少ししか払っていない実態、政治家の脱税などは、自分の経験からすれば、寄付や控除や還付金、家族を議員秘書にしたり(議員秘書の経歴のある国会議員は信用できない。世襲議員が殆どである)、政治団体経由にしたりすれば、ほとんどが税逃れをしているのである。中には、会社の経費として自分の生活を賄っているケースもあるのである。サラリーマンほど損な商売はない。だから、そもそも国家なぞ必要もないと思っている人間は、企業の社会的貢献や公僕意識を持たない悪逆非道の連中を養うために、そもそも税金を支払う必要など全くないのである。そして、学校教育では、公民や政治・経済という教科があるものの、地図や碌でもない歴史人物や戦乱を覚えさせられたり、受験必須科目となっているので、世の中の実務は全く教えられない。法律がしっかりと理解できるのは法学部の学生ぐらいになってからであり、他学部の学生は、大学生になっても法律・税務に疎いのである。「保育園落ちた日本死ね」というブログが育児世代の共感を呼んでいる(これも参照)。保育士たちは待遇劣悪の環境の中で辞めていく者が引きも切らないために、保育施設を拡充できないのである。また、働かなければ生活もできない女性たちに、「女性活躍」を推進する政策とは、戦中の「産めよ増やせよ」という銃後のスローガンと言ってもよい。女性差別の極致の内閣である。申告を終えての売店で、「おたっしゃ豆富」と善光寺おやきを購入してから会場を後にし、午後は水木しげるの『白い旗』を買い求めた一日であった。

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受信: 2016年3月11日 (金) 21時59分

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