争乱と変転の午年
例の人の年頭所感によれば、今年は集団自衛権と道徳教科化と憲法改悪への意思が明確らしい。新年早々縁起が悪い。何れにせよ、本年は争乱と変転の一年になるのは間違いない。そもそも、オドオドしているばかりで、対峙する人間を凝視できず、説得もできない人間が、仲間内では大層に威張り腐って、はしゃいで見せても、少し離れて見てみれば、誰にも相手にされない裸の王様ではお話にもならない。信念も自信も責任もないのである。この人は、コイズミと同じ様に敵前逃亡するだろう。それは嘗ての日本ではありふれた光景である。通常の歴史叙述とは異なり、薩長は裏切り者の歴史である。誰かさんが崇拝する吉田松陰だの、西郷隆盛だの、坂本竜馬だの、ブルジョア革命(明治維新)を準備した一駒の愚者に過ぎない。もっとも、西郷は靖国に合祀されていないのであるが、要するに、纏めていい加減な連中なのである。だから、英霊を崇拝しているつもりの一国の首相もまた、いい加減なのである。この人だけでなく、右翼・ナショナリストもまた、卑怯者である故、一旦緩急あれば、後塵を拝することもまた必定である。それ故、人々が彼らに不服従になるのは当り前である。本年はそういう年になるであろうことを予想しておく。そんなこんなで、明けましておめでとうございます。
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