挑戦!ハングル学習
ハングルを学び始めたのは、画像にある、1992年6月発行の図書(①)を購入した1992年もしくは93年頃のことと想像される。とりあえず、ハングル文字を読むことができ、簡単な文を読み解くに四苦八苦する程度のレベルであったのだが、昨年よりダンボールより引っ張り出して、精励に学び直している。と同時に、イサンやトンイという韓国歴史ドラマをYou Tubeで視聴をして耳を慣らし続けている。しかし、まだまだである。語学習得には、一般に2000時間継続する必要があるとされているが、一体、どうなることやら。これ以外に、手元にあるのは、
②『すぐに役立つはじめてのハングル』
③『ハングル教本 基礎から読解まで』
④『ハングルの練習問題』
⑤『朝鮮・韓国を知る本』
の5冊で取り組んでいるが、実際に活用しているのは、①②であり、⑤は時々参照するだけである。④は暇を見つけて、③は①②を終了後取り組む予定である。これ以外に、辞書の購入を希望しているのだが、所持できていない(これとこれを希望。しかし金欠で、しかも高額のため断念中。泣)。一年以内に、ある程度習得できたらお楽しみ、という具合である。
一応、念のために、コメントしておくが、上記の学習書・参考書を推奨している訳ではない。
①は恐らく金容権氏による執筆・監修本で、1980年代後半から90年代の著名なハングル学習書であり、かなりの人がお世話になっている、と思う。いいのか悪いのかは分からない。決定版も上梓されているようだが、チェックしていないので改善されているのかを確かめることはできない。今やハングルの入門書は選り取り見取りであり、自分の好みで決定するのがよいだろう。〇。
②はオススメしない。買ってはいけない。あの当時、購入原則に反して、ついウッカリ、初版本を購入してしまったから、止むを得ず使用しているだけである。値段が張るのに反して、造作が杜撰である。間違いが多すぎるし、著者の説明が不明瞭であり、頭が悪い我々には理解し辛い。著者の言語観と文化論が半端に解説されていて、それがむしろ鬱陶しい。長所は、CD付きであることと、繰り返して慣用語句が頻出して、覚えやすいところか。×。
③は大学生用の読解中心で、語学学習を通して韓国を理解する助けになる。こういう学習書は、あまり出版されていないので貴重である。私的には、80年代の韓国を概括できるので、◎。
④は少し使いにくかったし、活用する時間もなく放置してある。しかし、書き込み式なのでしっかりと覚えてゆくのに便利である。近頃は、この種のハングル練習帳やノート等の出版物も多く、新規の物を取得した方がいい。〇。
⑤は朝鮮・韓国の歴史や文化を知る上では、内容が濃密である。朝鮮・韓国の基本と基底が全て分かるので、一読の価値がある。この時代における一線級の研究者や実践家が執筆している。但し、内容が古くなっているのは止むを得ない。◎
その他、ネット利用をオススメする。差し当たり、ゴガクルハングルが取り付きやすいと思う。現代韓国については、韓国の新聞社のHPにアクセスして、より理解を深めるのが近道ではないか。
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