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2013年11月29日 (金)

終わりの始まり

20131126164341  SEKAI NO OWARIという四人組バンドをご存知だろうか。中学生の息子がその名前の由来について僅かながらの薀蓄を語っていたのを小耳に挟んで知ったのだが(遅い晩ごはんを喰らうのに夢中であったので詳しくは知らない)、若者の気分に沿ったファンタスティックな歌詞とノリが、爆発的な人気を呼んでその人気は破竹の勢いというJ-POPグループらしい。YOU TUBEで視聴してみたら意外といいではないか。今年の紅白にも出場するらしい(見ないし、関心もないのでよく知らない)。関心事はそのバンド名である。若者にはそういう気分が蔓延していると見做してもいいだろう。このところの反動法案の衆院通過は戦争国家体制の創成を如実に表現しているのだろう。地元紙(信濃毎日新聞)には、「成立を急ぐ背景には同盟国への配慮ものぞく。修正協議の過程で与党は『米国当局より統一的な情報保全法を求められている』と野党に文書で回答するなど、米国への気遣いを露骨にみせた。首相は26日の超党派議連会合で『名前は言えないが、ある国の情報トップは法整備すれば日本との情報交換はもっと進むと話していた』と思わせぶりに語った」(27日3面)とある。おそらくアメリカからの要望があったのだろう。翌日の紙面トップは、共同通信配信の「陸自独断の海外活動」を報じている。文民統制などお構い無しの民主主義の根幹を揺るがす事態である。とあるブログでは、原発事故・原発被害隠しであると自負しているが、そういう側面もあるが、総体としてはアメリカ帝国主義のアジア戦略の一環として見るのが正しいだろう。帝国主義諸国の全般的危機に対処しているに過ぎない。戦争で突破するのが手っ取り早いのであるが、戦争は支配階級にとっても危機的なのである。故に、切歯扼腕しながら外交的手段を講じるのであるが、同時に、互いの共通利害のために裏取引もする。いづれにしても、彼らと彼らに追随する輩にとっては戦争国家体制を構築しておくに如くはない。すべての反動的な政策はそれに収斂しているのである。一方、民衆にとっては、衆院通過したからといって落胆する必要は全くない。参院通過・法案成立してからも、或いは戦争が勃発してからでさえ闘うことができるのである。民衆の敵は絶体絶命であるということを忘れてはならないのである。そもそも、違憲状態の国会議員と総理大臣が、違憲状態と違憲・選挙無効の国会で、違憲の特定秘密法案を審議するなんてブラック・ユーモアである。国民全体の奉仕者であり、憲法を尊重し擁護する義務(99条)はどうなっているのだ。どのやり方も姑息である。どうにかして報酬(税金)を召し上げて貰いたいものである。民衆の闘いは世界(日本)の終わりではなく、始まりなのであり、始まっているのである。それは同時に、安倍政権の終わりの始まりなのである。 

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