アフリカの歴史と現状
漸く開花が終了したようで、約一ヶ月後には落水して、刈取は十月初めになりそうである(出穂から40~50日後の稲刈り)。登熟期に突入したというところだろうか。本来、ここで実肥を施すところだろうが、間断灌漑を繰り返すのみ。やや茎が徒長気味なので、倒伏が恐い。もっとも収穫量のハイレベルを追求していないので、例年稲藁を裁断して農地に戻して、事前に多少肥施すのみである。やはり倒伏するのが恐い。嬉しいのは、川中島白桃の旬の時期で、甘い桃をたっぷりと味わえることである。
人類の揺籃地=アフリカに関する文献は近頃続々と上梓されている。また日本政府は、国連や悪名高い世界銀行と共に、5年に一度アフリカ開発会議を開催している。欧州や中国に伍していくために、構造調整と称して、アフリカを食い物にする大国同然のやり方を模索しているのである。そもそも日本人はアフリカを知らない。高校時代に学んだ世界史は欧米中心史観に満ち溢れ、アフリカに関する記述はほんの数行であった。ヨーロッパのとの関連で捉えられたものであった。そして、この本もまた副題にあるように、ヨーロッパ世界との関わりという視点からのアフリカ観であり、勿論、アフリカ学の進展に伴って、イスラームとアラビア文化やアジアとの交流という学問的成果を取り入れているのだが・・・
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