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2013年8月

2013年8月25日 (日)

アフリカの歴史と現状

20130825105421  漸く開花が終了したようで、約一ヶ月後には落水して、刈取は十月初めになりそうである(出穂から40~50日後の稲刈り)。登熟期に突入したというところだろうか。本来、ここで実肥を施すところだろうが、間断灌漑を繰り返すのみ。やや茎が徒長気味なので、倒伏が恐い。もっとも収穫量のハイレベルを追求していないので、例年稲藁を裁断して農地に戻して、事前に多少肥施すのみである。やはり倒伏するのが恐い。嬉しいのは、川中島白桃の旬の時期で、甘い桃をたっぷりと味わえることである。

32878321_2  人類の揺籃地=アフリカに関する文献は近頃続々と上梓されている。また日本政府は、国連や悪名高い世界銀行と共に、5年に一度アフリカ開発会議を開催している。欧州や中国に伍していくために、構造調整と称して、アフリカを食い物にする大国同然のやり方を模索しているのである。そもそも日本人はアフリカを知らない。高校時代に学んだ世界史は欧米中心史観に満ち溢れ、アフリカに関する記述はほんの数行であった。ヨーロッパのとの関連で捉えられたものであった。そして、この本もまた副題にあるように、ヨーロッパ世界との関わりという視点からのアフリカ観であり、勿論、アフリカ学の進展に伴って、イスラームとアラビア文化やアジアとの交流という学問的成果を取り入れているのだが・・・sleepy

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2013年8月11日 (日)

「礎」論と「犬死」論

20130807110919  枝葉をイナゴが把持しているが、ここはほって置くしかない。そろそろ出穂を開始するのでキラキラテープを張り巡らしておかなければならない。しかし、この酷暑では多少凌ぎやすい夕方を待つより他はない。・・・。という訳で、作業はめでたくも終了する。草取りも兼ねていて、水田の中をドシドシ入り込み、かなり根や穂軸にストレスをかけ過ぎたかな、と心配する。後は出穂を見守るより他はない。

32468397  68回目の敗戦記念日がやってくる。これを「終戦」記念日と呼称するのは欺瞞でしかない。第一、天皇が玉音放送した日が本当の「終戦」記念日なのかという疑念もある。そして、泥沼の日中戦争と戦線膠着の打開を狙って太平洋戦争に突入した日本帝国主義であったが、兵役に送られて死んだ兵士たちは何の意味があったのかという疑問もあって、この本を読んでみた。タイトルに惹かれたこともある。富国強兵、産業報国など明治政府によって近代化はなされたが、敗戦を要約すれば、明治維新と政府が構築した天皇制国家体制の結果である、と言ったら間違いだろうか。五族協和、満州事変、支那事変、大東亜戦争などの言葉は、侵略行為の裏返しであるにも拘らず、日本の右翼は侵略したことを否定する。だけでなく、子どもの頃に聞いた、冠婚葬祭などでの大人たちの会話では、「あれは植民地解放のためだった」とか、「みんな大変だったんだ」とか言い訳して平然としていた。戦後の日本の平和と繁栄は戦没者たちの礎があったればこそという「礎」論があるが、著者は「『礎』論は死者のために作られた論理ではなく、むしろ生者のためのものであった」と喝破している(p209)。生者の唱導する「礎」論には、「うしろめたさ」(p276)があると言う(「礎」論の対極は「犬死」論である)。国家は靖国神社に「英霊」を祭ることで戦死の意義付けをしようとするが、肝心のその戦争は、天皇制国家ための侵略戦争であり、生命を奪うだけではなく、戦死の意味までも国家が奪うという非人道性に気が付いていない(続く)。

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