真逆の事柄
昨日、水田の補植のために車で農道を走っていると、水田の畦で子どもが夢中になって網を操ってバケツに入れる姿を目にした。「なにしているの」と問いかけると、「カブトエビっ!」とすぐさま答えた。小学校低学年の幼い顔であった。今時、こんな純真な子がおるんかいな、と思ったが、「おじさんにもあげるよ」と網で水田を探りだした。そうして、網にかかった数匹のカブトエビを手で扱いながら壜に投入してくれた。日中の暑い日差しがかかる中で興味の趣くままに、たった一人で探索していることに感動してしまった(が、とても飼育するのはできないので、観察後の夕方には我が水田に放したことは言うまでもない)。
今日で植え直しは終了。何とか今年もここまでたどりつけた。「田植え(植付け)半作」という所で、これからは水管理と除草(と病虫害対策)である。ところで、今日は慰霊の日であり、都議選の日でもある。都議選の投票率を見ると、これは選挙好きの投票行動であって選挙に値しない。日本(特に都会)は危険水域の異常事態に突入しているようだ。最悪の結果を待っているようである。人間にとって絶対確実な死を前にしての集団自殺。戦後68年にしてここに逢着したか。平和希求の記念式典に、改憲主義者がこぞってぞろぞろと参列するのにも呆れかえる。できるだけテレビは見ないようにしている。頭がおかしくなるからである。
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