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2013年3月15日 (金)

被虐ニッポン

2677_1  念願の書物を遂に入手しました。地元の書店の客注はなしのつぶて。次に、県内の大手書店に頼み込みましたが、不通で却下。もう一度と平安堂にお願いしたところ、易々と入荷したとのことでした。一般の取次ルートの本ではないので困難を極めたようです。その間、五ヶ月。昨年来の所望が実現したので、早速本日も活用しました。ツグミですな。

 このところは、テレビでは右翼報道が激しく、ニュースすら見なくなった。戦争はドンパチで始まるのではない。既に始まっているのである。ネットでは中・韓との戦争辞さずとの異常事態である。気がついたら戦争では済まされない。戦争では憎しみが醸成される。だから、戦争の反対語は愛である。アベ政権は本性を表して、憲法改悪を表明している。武器輸出三原則が反故にされ、今や抵抗勢力すら無力である。戦後最悪の政権である。仕方ないので、妻子が見ていたドラマ、『とんび』で欲求不満を解消しました。多分、ドラマでもきな臭くなったらお終いでしょう。学会も無力であり、宗教勢力も静観している。怖ろしい時代に突入したことである。安楽な今の生活を維持することに汲々として、反動政権を放置している国民のあり方が問われている時代になっていることに慄然としている日々である。元々、原発を推進した(現に稼動を狙っている)自民党など、何百回潰されても仕方のない政党であるが、報道によれば、あのコイズミの息子が青年局長で人気を博している有り様である。「世も末」という言葉があるが、実感することである。

 

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