« 年末所感 | トップページ | 昭和前期の家族像 »

2013年1月13日 (日)

ミートリックスからの解放

32390746  アグロエコロジーの入門書である。アグロエコロジーとは、農薬や化学肥料を使わない自然と調和した農業のことである。農薬や化学肥料を使いたくとも使えない開発途上国の貧民の動機や、ピークオイルに直面している現代農業への批判もあることから注目され始めている農業である。但し、「地球を救う」と訴える内容のほとんどは、ネット検索すれば分かるように、イカサマであることにも留意しなければならない。現実的には、それらが一般的に普及しないのにも理由があるのである。しかしながら、持続可能な農業や社会の構築のためには、過去への振り返りや現場での実践が必要不可欠であることは確かである。石油漬けの大規模モノカルチャー農業が、早晩、地球規模的に行き詰まるのは明らかである。10億人以上にのぼる世界の飢餓は経済的な貧富の格差が原因であるが(p149)、農産物は利得を求めた商品である一方、食料は商品ではない。著者が言うように、まず農業や食料をめぐる世界の常識=ミートリックスからの解放が求められているのである。

 アベ内閣が華々しく始動したようだが、年頭から縁起が悪い(笑)。マスコミ各社はまるで大本営発表である。事実を報道しない、瑣末な報道をする、スポーツ・芸能報道でカムフラージュする、反対の立場の報道をしないなど列挙したら切りがない。かてて加えて、NHKは受信料という高額の税金を召し上げて、自〇党や政府の報道機関に成り下がっている。何をか況や、である。こちらの頭がおかしくなる程である。あらゆることが鬱な時代であるが、自分なりの一つの試みを開始するしかないと思っている。

|

« 年末所感 | トップページ | 昭和前期の家族像 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

農業・農事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/527456/48721412

この記事へのトラックバック一覧です: ミートリックスからの解放:

« 年末所感 | トップページ | 昭和前期の家族像 »