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2012年11月12日 (月)

歴史を紐解く

20121018131700  政治的右傾化、公共料金値上げや消費増税、追い詰められた民衆社会、金融資産の偏在、無意味な文化の席巻と腐敗、非論理的な議論、等々を見聞するにつけ、事態は極まったというべきか。とは言え、自分のなすべきことは、別途、敢行しなければならない。悠久の歴史を紐解いてみれば、こんなことは当り前なことであり、何も憂慮するべきことではないのであろう。これまでに学んだ一切が蒙昧に基づかれたものとして意味を消失することにもなるだろう。マスコミに登場する者たちが、どんな詭弁を弄しようとも、いささかも憂慮することもない。むしろ、よくぞここまで腐植したのだと歓迎するべきなのかも知れない。とすれば、淡々と日々を過ごして未来の種を残すことが義務である。戦前の反戦主義者は、こういう心境だったのであろう。しかし、彼らは未だに歴史的評価を得ていない。戦後民主主義とは欺瞞であったのである。唯物論的にコテンパンに敗北した右翼・反動勢力が息を吹き返しているのは笑止千万であり、時代閉塞の証左でもある。しかし一方、同時に、戦後的左翼が何の力量も持ち合わせてもおらず、覚悟もなく無意味な論議を積み上げているのも事実である。戦後の相対的安定期のはざ間を縫って(他国の戦争と動乱のお陰で)、高度経済成長を遂げて生活の豊かさを享受した日本人総体ではあるが、それが欺瞞として表象されているのである。虚言癖の首相と政治屋どもの醜悪さは目を覆うものである。学者文化人の腐敗もまた顕著である。しっかりと自分の仕事をしなければ、と反省し決意するこの頃である。そのために、歴史を紐解く日々である。いつまでも酔ってばかりいられないのである(笑)。

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