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2012年1月21日 (土)

浮生夢の如し

32617810  小熊氏の本をサクサクと読了すると、日がな一日眠りこける。体と脳が重いのである。そしておもむろに目覚めると、『一週間de資本論』を広げる。そんな自在な一日で終了する。体調は悪く、右ひざの軟骨が挙動の度に鳴る。もう齢を重ねたので、あちこちに衰えと故障が忍び寄っている今日この頃である。
 「夢はいつもかへつて行った 山の麓のさびしい村に」(立原道造)

 NHKの7時のニュースに見入ると、ダルのメジャーリーグ移籍を劈頭から6分間も流し続け、アナウンサーがにこやかな笑顔で報じている。そんなに一大事なことなのかと疑う。2012年も、人々にとって不遇な年であることを暗示しているかのようである。番組制作者が30代~40代になっており、リーダー待望の世論作りをしているようである。民放はお馴染みのひな壇芸能人が独占して意味のないグルメからクイズやお笑いで終始している。笑えない。疑うこともない彼らの思考がそうなっているのであって、それは何れしっぺ返しを喰らうであろう。老兵は消え去るのみである。また、李白が嘆息するように、浮生夢の如し、ということなのかも知れない。といって、しんねりむっつりしている訳にはゆかず、春に向けて準備を怠るわけにはゆかない。

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