野良猫の思い
さびーにゃあ。氷点下ににゃる、信州の夕刻から朝方の寒さには、ホンマに身に堪えるにゃあ。雪はどうってことにゃいのよ。でも、この寒さは、牝猫として腰が冷えて大変にゃのよ。だから、ねぐらでじーっと丸くにゃってエネルギー消費を抑えているのよ。だから、時々運動不足で、前後に伸びをしている姿を見ているでしょ。にゃのにご主人さまってうるさいのにゃんの。ちゃんと餌をくれにゃいし、牛乳や煮干ばっかりやし、時々、小ネズミや小鳥を捕らえて栄養補給してんねん。この気持ちをご主人さまは全然分かってくれにゃいのだにゃあ。「ブチ、ブチ」にゃんて呼んでも振り向いてあげにゃい。この寒さでエネルギーを吸い取られ、少しダイエットしてしもうたがにゃあ。もっとちょっといいものちょうだいにゃあ。それに、ご主人さまは抱こうとしてすぐに捕まえようとしたり、近づいたり、恐くてたまらにゃい。だから、抱かれても「ぐるるる」にゃんてしてあげにゃいし、そっぽ向いたり睨みつける。もっと恐いのは近所の子ども。追いかけ回すから大嫌い。子どもは残酷にゃのよ。餌もくれにゃいし、恐いし、後は知らんふりやし。私かて生きものや、ってことがにゃんとも分かっていにゃい。私たちの曾祖母以上の時代には、人間さまも貧しかったので、私たち野良猫も不憫に思われていっぱい分け前を貰えたけど、今じゃ飼い猫しか餌をもらえず、そのブクブク太った姿は羨ましいやら、可哀相やら。野良猫にゃんか駆除の対象ににゃってしまったのだにゃあ。でも、人間さまも不景気と増税で大変で、同情してしまうにゃあ。駆除される人間さまがいるんやにゃあ。そんな人間さまが困ったら私たちもにゃんともにゃらにゃいので、やっぱり「Noだ(野田)」ににゃってしまうにゃあ。まあ、あまり考え込んでもご主人さまのようににゃるので、少しあちこちと遊んでいようっと。あのアホなご主人さまを、おちょくってみようかにゃあ。いひひ、だにゃあ。
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コメント
hi??
投稿: shulk | 2012年2月 2日 (木) 14時13分