神になる時代
最後のキュウリの収穫でしょうか。嫁はんも驚きの声を上げました。他の収穫もまだまだあります。自然の驚異は人の思いを凌ぎます。嘗ては、セイタカアワダチソウなどの外来種侵入の脅威をあげつらう風潮がありましたが、いつの間にか、それはアレロパシーの自家中毒の所為なのか、亡失されました。日本的自然と生物多様性については、この本にやや詳しい。ただし、動物の多様性についての記述はないので、その方面については不明であるばかりか、学術的な研究もないようである。
テレビや新聞はほとんど見ない。ましてや、ネットサーフィンもしない。これが今の時代のトレンドと考えたい。分析としてしか見ない。自分の頭で考えない時代だからである。このブログでも、自分の考えは出来るだけ表白しないようにして、問題提起で終るようにしている。まともに考えたら発狂する時代であるからである。農業は、自分を維持する格好の生業である。自然に包摂される自分と自然に働きかける自分。そして、それも意識されなくされる事態こそが究極の望みである。しかしながら、それも許されることもない時代が到来するであろう。人間の傲慢が蔓延する時代である。換言すれば、神ではないのに人間が神になる時代である。
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