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2010年8月

2010年8月30日 (月)

自然をめぐって

20100827072718  「ゲゲゲの女房」は高視聴率に支えられて、本屋でもゲゲゲのコーナーが展開されていました。ですがドラマは、女房他が全く老けることもなく演出されていて、失望しました。終盤の演出がデタラメです。この程度の俳優であり女優でした。ストーリーが流された感じです。自然ではありません。

 栽培したオクラが毎日花を咲かせ実を成らせています。白瓜もどんどん実を太らせ収穫されます。嫁さんはこの成り具合に悲鳴を上げています。オクラや白瓜の調理や食事に悩まされてウンザリしているようです。ですが私は、毎日同じものを食べることには全然飽きもしなければ苦にもなりません。自然の恵みは、ただひたすら感謝して消化するのみです(笑)。

 量先生のみならず、キリスト教は信仰から自然を剥奪しているように見える。創世記1章とローマ書8章がその根拠になるのでしょう。人間と自然との存在論的差異性を強調しすぎると、人間中心主義の考えに陥ってしまうのではないか。「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっている(οιδαμεν γαρ οτι πασα η κτισις συστεναζει και συνωδινει αχρι του νυν)」(ローマ書8:22)とあるが、被造物の中に人間も含意されているのである。「神の似像」としての人間を強調し過ぎると、自然、自然を軽視することになる。畢竟、ブルトマンは人間を自然の庭師とまで規定している。非神話化という聖書解釈の方法論を提唱し弁証法神学を展開したブルトマンではあったが、それは、あくまでも20世紀の神学者の限界であったと言わねばなるまい。「地の支配」を人間の都合で解釈した結果が現今の状況ではないのか。自然とキリスト教については、もう少し持論を拡充したい。直ぐじゃないよ(笑)。

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2010年8月21日 (土)

自然とは何か?

20100818214024  お盆も終って、川中島白桃の収穫の時期です。熟した桃を賞味できるのは生産地ながらです(背後の枝豆は自作です)。お盆には、迎え馬(キュウリ)と送り牛(丸茄子)を作り、油味噌を丸茄子で挟んで蒸かした(川中島平では、蒸すことを蒸かすと言います)自作のおやきを仏壇にお供えしました。兄たちも協力してくれました。送り火や迎え火も焚きました。その昔は、白樺の皮ではなく、二毛作地帯特有の麦藁を燃やしました。麦藁は収穫後ということもあり、都合よく残っていたのであり、麦藁はパチパチと燃えて、祖先の霊も気が付きやすいことでしょう。晩秋には麦作にも挑戦したいと思っています。息子たちは今晩、猛暑日の九州から帰ってきます。あれやこれやの問題も派生し、解決に奔走しました。ブログの更新も忘れ、酷暑ということもあり、いろいろと考えることもあり、漫然と日々が過ぎました。大阪などの都会の暑さにあれば、心身ともに疲労困憊になったでしょう。田舎にUターンしてよかったぁ(笑)。

20100817175808  とは言うものの、自然はしっかり成長を遂げています。スズメ除けの網を田んぼに張りめぐらしました。自然とは何だろうか。農業(agriculture=大地を耕作すること)原罪説に誘引される衝動もあるが、現実的に原初の自然に還ることは不可能である。自然農法は自然農法ではないのである。だからと言って近代農法に組みしている訳ではない。この問題では、量義治氏の「自然と人間」の問題を参照されたい(『緊張』所収、1994年、理想社)。次回、このことを論じたい。

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2010年8月10日 (火)

ロスタイムな本

31451095 りゃあ酷い。だからこちらの本にしました。前者の著者の経歴を見ると、グローバル経済における日本の農業の「革新」を提言しているのは一目瞭然。キャノンとミシガン大学ねえ。おまけに元農水省官僚ときたか。市場経済原理主義者ですな。統計数値をこねくり回し、ニセの屁理屈で煙に巻くという手合いです。著者は「今のままでは、日本の農業は、雇用の受け皿にも、高収益の産業にもならない。日本の食糧安全保障もおぼつかない」と言うが、ならなくてもいいし、その必要もないのである。大規模農業ビジネスで低価格の農産物を輸出すればいいとし、「食糧危機が生じたときには、平時には自由貿易の下で輸出していた米を国内に向けて飢えをしのげばよいのだ」(p173)と言及するに及んでは、笑止千万と言わなくてはならないだろう。呆れかえってものも言えない。現場も知らないし、何を勉強してきたのだ、としか言えない。農協や「農政トライアングル」に伍しているわけでもないし、むしろそれらには反対ではあるが、この人の立脚点にはそれ以上に反対である。蒙昧極まりない。末原氏の本を読んで、農業とは何か、を基本から問い直し、現場から学び直してみたらどうか。後者の本のついては、次回以降に取り上げてみることにする。

 早朝から畑の草むしりをしました。昔の人は、草取りというよりはこの言葉を常用していました。暇さえあれば草むしりをする女達の姿が、あちこちに見られました。昨今では、(動力による)草刈りという言葉がこれに取って代わったようです。

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2010年8月 8日 (日)

生物多様性とは何か?

20100807064807  五時に起床して、田んぼの草取りを小一時間しました。ノビエやクログワイなどの水田雑草を抜き取りますが、特に多いのは、クサネムです。イネより高く育っていて、近隣の田んぼの中では異色の田んぼになっています。ちょっと決まりが悪いので(農事の諺にも、他の農家と同じことをやれ、というのもあります)、昔のように、田んぼの中に深く入り、丁寧に抜き取りました。朝露や泥にまみれての、朝飯前の野良仕事でした。しかし、出穂期で、可愛い幼穂にストレスを与えたかな、と心配しています。

 このところの猛暑で、長野でも気温が30度を超えて、昨日の熱帯夜はごめんです。長野の夏祭り(長野びんずる、松本ぼんぼん、千曲市どんしゃん)などは、知らぬは仏と決め込んで、休んだり寝てばかりいます(笑)。県立図書館で、『<生物多様性>入門』を借り受けました。「生物多様性」という言葉は、最近頻繁に使用されるようになりました。1992年のブラジルでの地球サミットで、生物多様性条約が採択され、日本でも、2009年に生物多様性基本法が制定されています。生物多様性とは、著者によれば、「生物種の多様性、同じ種のなかでの個性の多様性、生態系の多様性を含む、生命にあらわれているあらゆる多様性」のことらしいです。よく分かりません(笑)。自然科学においては理解されることらしいですが、もっと哲学・思想的な内容が包摂されているのではないか、と思います。著者の文章は、息子の『国語五年、上』(光村図書)でも、「サクラソウとトラマルハナバチ」というタイトルで引用されていました。そこでは、生き物はみなつながり合っているのだから、生き物全体を保護する必要がある、という結論です。そこで、これから読んでみます(これこれも参照)。根本氏の方がフィールドワーク力がありそうなので、興味を引きます。

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2010年8月 2日 (月)

この子にしてこの親あり

20100802062928  息子の国語(の基礎)力にかなり問題を感じましたので、毎日、国語プリントを課しています。『コロコロ』やゲームやテレビばかりに頭が専有されているからか(笑)。しかしながら、これが青少年の一般的様相だと思う。それでも毎日一枚プリントをこなしている。これだけは偉い(笑)。親父はと言うと、やっぱり、午睡などをしてダラダラと一日を過ごしている(笑)。この子にしてこの親あり、ということか。皆さんも国語プリントに挑戦してくださいね。

小学五年生国語問題プリント   

    第六回(25~28ページ)

     やった日 (   )月 (   )日 

     名前 (            )

一、ぼう線のひらがなを漢字で書きなさい。

 一、サクラソウのぐんせいち (     )

 二、やせいの草花      (     )

 三 しそんを残す      (     )

 四、花のじゅふん      (     )

 五、そうしゅんの里山    (     )

 六、虫のかんさつ      (     )

 七、口のまわり       (     )

 八、開花のじき       (     )

 九、原因とけっか      (     )

 十、秋のふうぶつし     (     )

二、次の文を読んで、質問に答えなさい。

 話したり、手紙を書いたりするとき、相手に対して敬いの気持ちを表す言葉を敬語といいます。敬語には、ていねい語けんじょう語尊敬語の三種類があります。

  ていねい語は、「です」、「ます」、「ございます」などのように、ていねいな言葉づかいの敬語です。また、もちやちそうのように、物や物事に「お」や「ご」をつけて、ていねいに言う言葉づかいも、ていねい語です。それでは、次の文のぼう線の部分で、ていねい語には○、ていねい語でないものには×を付けなさい。

①(   )あの山から、海がみえます

②(   )先生がまもなくいらっしゃる

③(   )わたしが田中です

④(   )ごあいさつを申し上げます。

⑤(   )米を食べる。

⑥(   )先生に見せします。

⑦(   )正月

⑧(   )わたしが田中でございます

⑨(   )お目にかかる日が楽しみです。

⑩(   )正月のぞうに

三、一でまちがった漢字を、(裏を使って)それぞれ五回書きなさい。

四、『蜘蛛の糸』(ポプラポケット文庫)P4からP6、2行目までを音読しなさい。

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