« 現実から学ぶ | トップページ | 中干しと雑草(怠惰)対策 »

2010年7月23日 (金)

『究極の田んぼ』

20100721084950  草刈り鎌にぴょこんと乗って様子見のイナゴ。1㎝弱の大きさ。可愛らしいねえ。イネの害虫とされるが、どうなんですかねえ。いつの間にか17日に梅雨明けして、今日は大暑です。22日の朝方は、最低気温でも25度で、熱帯夜です。約束違反です(笑)。朝晩は凌ぎやすく、冷涼な信州がこれでは、先が思いやられます。今年は猛暑で、9時から18時は30度を越して汗を拭きまくりです。温暖化ではなく、熱湯化ではありませんか(苦笑)。

32404657  どんな田んぼか読んでみた。不耕起移植栽培と冬期湛水農法の田んぼである。不耕起は、「奇跡のりんご」の木村秋則氏とはやや違う見解のようである。木村氏の場合、乾土粗耕起である(『リンゴが教えてくれたこと』p111~113)。湿土では嫌気性菌が働くので、岩澤氏の場合、いっそのこと不耕起に帰着しています。実験のため、田んぼをもう一枚借り受けなければならないかもしれない。彼の農業観は、「自然と折り合いをつけるのが本物の農業です」(p207)という言葉で表現されている。彼の動機は食の安全問題と環境問題のようですが、本当の問題意識は飢餓対策である。この本のなかで、くどいほど「いつか飢餓がやってくる」と断言している。食の安全と環境保護はタダではないどころか、精魂傾けなければならない厳しい問題である。負の遺産が巨大だからである。嘗ては、百姓に学歴は要らない、学校の勉強ができない学生が農業高校・農学部に進学したものだが、これからの時代は逆である。ニュースに登場するこの国の政治家と官僚の無能ぶりを見てみよ。厖大な優秀と評価される人間が高等教育を受けているが、一体この国の迷走は何を意味しているのか、何故なのか、判断しなければならない時である。これも参照。日本人は戦前も戦後も何も変わっていない、というのが結論である。

|

« 現実から学ぶ | トップページ | 中干しと雑草(怠惰)対策 »

食と農業」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/527456/35862894

この記事へのトラックバック一覧です: 『究極の田んぼ』:

« 現実から学ぶ | トップページ | 中干しと雑草(怠惰)対策 »