近代からの離脱
梅の蕾が膨らみ始めています。昨年は花一輪でしたが、今年はもう少し楽しめそうです。桜の蕾はまだ固く、(私のように)よく眠っています。一昨日に覆っていた藁を開いたばかりで、今年こそは開花を願うばかりですが、お隣の子どもが雪遊びで枝を折っていては(怒)、期待は薄いです。
最近思うのですが、当ブログのアクセスが、意に反して上昇しているようです。こんな過疎ブログに関心を持たれてくれる希代な方がおられるようですが、期待は大体裏切られるのが通常ですので(笑)、気長にお付き合い下さい(特段、付き合ってくれる必要もないのですが・・・笑)。時代は今や、ブログよりSNSからTwitterへと人気が移行しているようで、つぶやき人口は拡大傾向です。人の呟きを追いかけてみても、自分の仕事が怠慢になる可能性もあり、技術や情報メディアが発達してもその真偽を見究める技量が当然必要になるのであって、おちおち生活している(寝ている?)訳には行かない事態が予想されるので、当面は静観することにしている。しかしながら、社会の上層部から見れば、人びとを追い立てるのは収奪のために必要なのであって、こうして資本主義は全地球を破壊と破滅へと導いているのでしょう。希望という言葉は、その危機感を隠蔽する役割を果たしているようですが、裸の王様の比喩がありますが、誰も今、そのことを暴き切る人はいない。中国の経済成長は日本を追い抜いて世界第二位になりましたが、こんなことは予想されたことであって、相も変わらず、経済成長神話や進歩史観が大勢を占めています。何も近代は超克されていないのである。個人的には近代を超克するのは不可能というべきで、離脱するしかないのではないか。
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