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2010年2月13日 (土)

垂れ流されるもの

32228524  しばらく前にインフルエンザ禍で流行ったパンデミック。辺見庸にも前から気に留めていたが(未だ読んだことがない)、彼が頻繁に使用することもあってこれを図書館で借用してきました。新聞もテレビなどのマスメディアも、近年その劣化は激しい。虚報が当り前、洗脳キャンペーンとバラエティだらけで、購読も視聴もしていない。バンクーバー・オリンピックが始まって、ニッポンと金メダルの連呼が開始され、ウンザリする。消え入りたい思いである。『日本の農業を考える』を読んでいたら、はたと腑に落ちたことがあった。「佐久総合病院名誉院長の松島松翠は、いくつかの疫学的調査から、他とくらべて農民には、悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫が多く見られる」(p121)とあった。母は正しく悪性リンパ腫で生涯を閉じた。消毒によって母はよく、目がチカチカする、手がしびれる、足(の関節)が痛い、皮膚がかぶれると訴えていた。防除暦による農薬散布や空中散布は、それまでのあり方が一変して人身や自然を破壊しまくった。見せかけの繁栄の裏は、文字通りの「沈黙の春」になってしまった。タニシもどじょうも蛍もいない。河川は生物のねぐらでもあったものが、単なる泥水が流れる用水路となってしまった。そんなこんなで、今晩は早く寝ることにする!(笑)。

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