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2010年1月20日 (水)

大変な世界

31208292  「力愛不二(りきあいふに)」とは、少林寺拳法の教えであり、「力とは暴力ではない。自分を守り、人を諭すためにあるものだ。愛を持った力こそ真の強さである」(p25)というものである。この見地からする、型破りの介護アドバイザーによる上梓本である。出会いは医療器具会社の樋口社長と「生活リハビリクラブ」である。青山氏のスタンスは、とにかく「自分が楽しいことをする」(p48)と「やりたいことをやる」(p262)である。介護業界を変革するためには、摩擦も多いこともあり、こうした外部からの人士が必要不可欠である。そして、実際に変革するためには、初心=当り前なことを忘れてはならないことと、同じ意思をもつ同志を募ることが必要である。そうでなければ必ず介護はお世話になり、利用者の意向を封じ込めてしまう。共に生きるとはならない。介護施設では余計なお世話が多すぎる。「自立支援」を掲げながら「他者支援」=お世話になっていることが多い。「安静看護」はこれに拍車をかける。離床と排泄(オムツ外し)の重要性を再認識した本である。介護の世界では人(高齢者や障がい者)が好きでなければ勤まらないが、著者がいかに好きであることがよく分かる内容である。いささか度を越して勇み足になっているように見えることもあるが、風雲児には付きものであろう。このところの小沢幹事長の政治資金問題は、検察を始め、政権打倒のための諸勢力の意図的策動であることと相似している。両者とも大変な世界である。

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