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2009年12月15日 (火)

信州だから進取?

20091215110813   師走になり、黙っていても寒波はやってくる。寒いよ。勉強会もサボって、一頻り、家で巣籠りしていて悪いか(笑)。てな訳で、以前、図書館の廃棄処分で頂いた『信州を考える』を読み上げた。通明図書館の時代から、貸出期限票にもゴム印がないし、皮脂の汚れもないし、その他読んだ形跡も見られない。信州人批判本だから故ある由ということか。信州人気質と思い込まれている①教育県、②理屈っぽさ、③進歩性に対して疑念を呈する内容となっている。都会に出て、信州生れ、信州育ちと相手が分かると、「教育県」ですね、とか自然が美しいですね、と言われて、少々こそばゆい思いと、大半は「ホンマかいな」と思って返答に窮することがあった。狭量で夜郎自大な気質は、確かにそこかしこに眠っているのである。「信濃の国」の中に事大主義と上昇志向を見て取って、一見進歩的だがその意識の中身の保守性を指摘するのがもろさわようこ氏である(p40)。徹底していないのである。満蒙開拓団や戦争の責任追及やら長野冬季オリンピックの帳簿疑惑追及など、例を挙げたらキリがないが、旗色が悪くなると、即文書を焼却し、離反して知らぬ存ぜぬを決め込むのである。ましてや、長野県(民)の批判をすると、間違いなく村八分になり、干されることになる。矜持がないからである。向坂逸郎は、松本に講演に来た折、「信州人は山紫水明の自然を自慢するが、他に自慢することがないのか」という趣旨を述べたということである。PTAや図書館や職場勉強会や社会学習の催事が仰山あるけれども、内輪の仲間褒めが多いし、儀式ばっていて面白くないことこの上ない。議論になっていない。ありがたく講師の教えを頂くという姿勢である。で、このように信州(人)を批判しても、わしを村八分にはせんでおくらい。わしも信州人だでな(笑)。

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