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2009年7月 6日 (月)

真実から生まれる現実

20090706134632  40年以上前と同じ小径風景。土壁の納屋と杉の木に挟まれて、記憶が甦る。髪を切ってから、車を点検に出し(またまた痛い出費!車はカネ喰い虫だぁ。そうでなくとも僅かばかりのボーナスは、既に行き先決定済み。どう足掻いても余裕ができるのは数年先か。という訳で、手元にはこんな本があります)、図書館でボツボツと雑誌を読み耽る。地方・小出版流通センターなんてものがありまして、弱小(?)出版社や地方のそれが出版する書物を扱っています。長野県は、沖縄や青森県などと共に、少なからぬ出版社が存在し、センターに加入しています。出版業界は、大手出版社と取次大手が牛耳っており(近年はオオゾンや悪い気分のCVSが勢力を伸ばしている)、どの中小・地方出版社も経営環境は厳しいようです。で、『信濃教育』(信濃教育会)第1470号を開いて、川田殖先生が掲載されているエッセー、「星を仰いで」の「現実からの出発」を読み始めてみた。子供たちの井戸掘り体験という教育実践を引用しながら、こう述べておられる。「たしかに現実はきびしい。しかしさらにきびしいのは『真実』である。現実は変るが、真実は変らない・・・教育は・・・現実の人間を真実の人間にする営みである。この真実は、人の内なるいのちを育てる広大無辺な愛に根ざしている。現実の人間がこれに出会う時、いつしか真実の人間へと変えられて行く。その萌芽は、・・・子どもたちのうちに確実に存在する。これこそ何よりも確実な、教育の現実なのである」(p70~71)理想(真実、もしくは愛)から生まれる現実もあるのである。但し、このこともまた忘れてはならないことである。

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