ブーブーの時代?
うるせぇなあ、と思って顔を上げると、どうやらセグロセキレイらしい。朝まだき、用水の堤を散歩をしていた時である。近くには同類もいるが、単独で電線の高みから、飛翔せずにやかましい程囀っている。縄張りを誇示しているようにも見える。帰宅して本を開くと、これに一番相似しているかな、なんて確信のような気分になる。新型インフルエンザもそうだ。目が覚めたら、一日がインフルエンザのニュースで始まる(テレビはつけないが、ラジオで一家の朝は始まる。目が釘付けにされると、遅刻してしまうのだ)。
一体、いつから豚インフルエンザが「新型インフルエンザ」になってしまったのか。病原は何なのか。感染ルートはどうなのか、対処の仕方など、一向に報じられない。豚にも迷惑至極なことだ。だから、ブーブー鳴くのだろうか(笑)。いつの間にか海賊対処法案が衆院で強行採決されている。「対処」という言葉も欺瞞であるが、法文で海上保安庁の任務が、実態はいつの間にか自衛隊のそれになっているのもいい加減である。自衛隊の海外派兵の恒久化を狙ったものだ、と断定せざるを得ない(これを参照)。赤字と騒がれながら、どこから出てくるのか、定額給付金(これは我が家には嬉しいことだが票はやれない。笑)やら大型補正予算やらの埋蔵金がひねり出されるのも解せない。「危機の時代の政権与党」という言い回しがあるが、それは同時に、政権与党もまた危機であることだ。このことを、例の如く、寝ながら考えてみよう(笑)。こちらは、ブーブーではなく、グーグーですが・・・。もしかすると、ガーガーかゴーゴーかも知れませんが・・・。
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