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2009年4月 7日 (火)

信州の春は4月

000_0681_6  瀬戸内の春はイカナゴに始まるが、信州ではやはり梅である。里山の軒先や畑には、今では少なくなったとは言え、必ず植え付けられて梅漬けに転用されるのである。出かけると、北アルプスが荘厳に顕現しました。ゴールデンウィーク頃までは、春の風物詩である雪形(農事暦の役割。白馬岳が有名)を楽しめる季節である。長野県は、北米プレートとユーラシアプレートが交差するフォッサマグナが陸化し、太平洋プレートの移動によって山の隆起がなされたとされる。何百年万前と推定されている。だから、活断層(地震)と化石の宝庫である。気候は、「地域差の大きい内陸性気候」である。南信では桜が開花でも、北信(東北地方の気温に相似し、山岳は北海道のそれと相似)はつぼみである。殊に、北信では短期間に梅、杏、桃、桜、林檎などの花が咲いて、百花繚乱である。寝るのが趣味であるこの私でも、この時期になって漸く、素足で布団の中に潜り込むことができる(笑)。やっぱり冬は寒いのである。だから、春は待ち遠しいのであるが、農・菜園作業は急忙になるのである。田舎暮らしの人気は信州が一番であるが、半年は寒いと覚悟していなければならない。この日曜日にも、自分でスノータイヤを替えたばかりである。

 WBCや北朝鮮の「ミサイル」騒動を始め、戦争体制準備とナショナリズムとが満開である。ニュースですら見る意欲を失いつつある。危険な途を歩みつつあるのではないか。寝ていられるのだろうか(笑)。

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