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2009年3月20日 (金)

日本なるもの

32101207  仕事を終え駐車場に向うと、南空の真正面に、「冬の大(正)三角」が輝いている。そう言えば、今朝は梅の花が雨で濡れていたっけ。季節の遷移を感じる。ところで、「侍ジャパン」という呼称は何とかならないのか。これに入れ込む日本人的心性とは何なのか。不快極まりない。国民的スポーツになった野球は見たくない(特に、国粋主義丸出しの某選手が嫌いだ)。日本のスポーツ選手はいつも勝敗のみに拘り、相手の健闘を称えようともしない狭量さが気になる。日本びいきでない者を排斥するような報道姿勢も嫌気がさす。職場でもそんなありさま故、いよいよ「冬の正三角」に見とれてしまった。澄んだ冷気を肺に収めたことである。

 著者の思想的バックボーンである構造主義(エマニュエル・レヴィナス)からする日本論である。自ら明かしているように、「無文脈的に、いかなる根拠も示」(p12)していないので、特段の感想もない。「わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない」(p183)ということなので、自分は「わからない人」に分類されるのであろう。ただし、処々で思い込みを糺してくれる論考もあり、刺激的であったことは確かである。しかしながら、目指すべきは「フェミニンな共産主義社会」(p289)というのは、暴論というよりはむしろ陳腐である。世界の中で最も共産主義的社会(国家)は日本である、と考えている日本人は、結構いるのである。フェミニンか否かは別として・・・。

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コメント

こんばんわ。
ココログの紹介ページで拝見しおじゃましております。
スポーツの国粋主義はわたしも嫌いです。
勝ったと負けたでは扱いに天地の差。
本当にそれより冬の大三角を眺めた方がうんとさわやかですね(*^_^*)
信州は前に山に登っていたときよく行きました。
大好きな土地です。

投稿: KOZOU | 2009年4月15日 (水) 18時21分

コメント、有難うございました。

投稿: ぼけなす | 2009年4月19日 (日) 21時02分

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