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2008年12月14日 (日)

『新しい介護』

31142932  しばらくブログ更新を怠ってしまった。年の瀬にかかりつつあり、私事の忙しさもあり、子供との付き合いもありと、何かと気ぜわしい毎日だったからです。年始は久しぶりに休みということもあり、より沈潜しようと計画しております。

 で、この『新しい介護』ですが、そんな日々でも、介護についてのおさらいとして、分厚い辞典のようなこの本を、少しづつ見直しておりました。既に読んでおりましたが、三好春樹氏の集大成とも思われるこの本を血肉化するために、再読致しました。医療や看護とは異なる介護独自の専門性を提示したこの本は、よく分からないが、売上は10万部を超えているほど著名になっている。介護の現場では、利用者本位と謳われながら、未だに医療の下請けとして、あるいは虐待や強制が行なわれている。だからこそ、介護の技術や生活の主体としての人間像を具体化することが求められているのである。個人的には、フロイトの引用や母性の論理的展開には違和感を拭えない箇所もある。また、一般的には、食事介助は麻痺でない側(つまり健側)からの介助とされているが、この本では麻痺側になっていることが未だに理解できない(あるいは間違っているのか)。しかしながら、随所に介護についての箴言もあり、その先駆的な・叩き台的意義を持った著作であることは間違いないだろう。

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