目から鱗
芍薬が咲き始めました。子供の邪魔とか、忙中の間の読書とか、飲酒(笑)とか、で更新がままならない状態でした。雨が降りそうなのか、蛙の鳴き声が時折。田植えの季節のようです。子供が発熱したので終日お守。ちょっと解熱したので畑を耕しました。そして、梅雨の予兆の雨が降り出しました。
1994年に、日本は人類初めての「超高齢化社会」に突入したという記事を以前記したが、だからといって、それが問題だ、という考えは一面的である。社会の高齢化の進展に伴い、国の施策として1997年に介護保険法が成立した。そして、法的な整備や介護技術などは、未だ途上にあると見ていいだろう。国の財政的困難を取り立てて「自立」や「受益者負担」や消費税論議に安易に踏み込むのは、高齢社会の現実に取り組む基本的考えと意思がないことを証左しているに過ぎない。金がある時は散財し、無いときは緊縮するという場当たり的政策をやってきたのが、他ならぬ自○党政権であって、こんなものは国の政策とは言えない。また、介護の世界ではあらゆる面で試行錯誤、暗中模索が続いている。既存の介護常識が誤解と過誤に満ち満ちているのである。『老人介護 常識の誤り』は異色の本である。シロウトこそ介護に向いており、リハビリが必要なのは、むしろ介護・医療を施す側の専門家であることを余す所なく持論展開しており、目から鱗である。
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