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2008年4月23日 (水)

春爛漫

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 行く春を惜しむかのように野辺をサイクリングしてみた(貧乏人はこんな楽しみしかないのだ。苦笑)。堤で散りゆくソメイヨシノ。寺院のシダレザクラ。咲き誇る西洋タンポポや群集する菜の花の黄色。ピンク色に染まる桃畑。遠くには冠雪の山。快晴で光降り注ぐ中をペダルを漕ぐ。学校の農地では、小学生が指導を受けながらジャガイモの種芋を植え付けていました。

 自分が生きてきた歴史を再考するために、郷土の戦後史を読み耽る毎日である。戦後の混乱期を経て、経済的には相対的安定期であろうか。敗戦後の復興と高度経済成長へと繋がる日本帝国主義の本源的蓄積は、この地方も人々の生活と暮らしを一変させた。1961年の農業基本法は、所得格差の是正と称し、地方・農村の余剰人口を吸収しながら更なる剰余価値を再生産させる作用をした。折りしも、1960年は「所得倍増計画」と謳う池田内閣が成立し、安保闘争が高揚する年である。この年は、生活実感からして時代の転換点として見て取れるだろう。敗戦帝国主義としての日本は、今もってその脆弱性は不変である。帝国主義は、その矛盾を戦争によって突破しようとするのも相変わらずである。ここで不満を怒りに転化してゆくためには何が必要なのか。言わずと知れたことである。それは決して、1985年のプラザ合意や86年の前川レポートの提起する途ではないことは確かである。

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