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2008年3月 4日 (火)

見えてくるもの

32024079  将来の理想はこういう所にあるのかも知れない。まだ、結論は分からない。否、分かっているが、こういう所にしか夢を見れないのが現状なのだろうか。十年、十五年後の日本の実情を予見できる人は少ない。しかしながら、それはかなり確実性をもって予見できるのではないだろうか。できない、もしくは予見を怖れているのではないだろうか。継承もされない農業技術、グローバル経済の中に叩き込まれて身動きも取れない中小商工業者、持分に囚われている労働者が蔓延する中で、寡聞の実証で本質を見過ごされている現実を前にして、逡巡する者は愚か者で異端なのだろうか。ネットで検索すると、現実も知らぬ国家主義的な右翼的言説が飛び交っているが、笑止千万である。「人と豊かになる地域とは、人と人との関係性と自然が豊かで、生業が根づいているところだ」(p195)とある。この十年、十五年は、危機であると同時に、ほんの僅かな者にとってチャンスでもあることに期待を持ちたい。少なくとも、観念的な言説には惑わされないことを望みたい。これは、われわれの周囲には余りにも多すぎるからである。

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