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2008年2月26日 (火)

なんだかなあ

31991541  耳鼻科の受診後、ちょっと本でも読もうかな、と思って書店に立ち寄る。棚を丹念に眺めたが、どうも買いたい本がない。同じ所を何度も往来する。仕方なくあきらめて購入した本がこれ。その後、あれやこれやの野暮用をして家で内容を確かめたらがっかり。買って損した。でも、これなんかまだマシな方。書店には読みたい本がないのだ。売れてる本、テレビやマスコミで評判の本、新刊書、ケータイ小説、反動・右翼の本で書棚が埋め尽くされているのだ。山本夏彦の企画フェアなんかあって、一体誰がそんなの読むの、と疑問符をつけられる書店であった。これじゃあ、全国の中小書店が雑誌やコミックに傾斜して、益々本が売れなくなる訳だ。出版編集者に問う。そんな人脈しかないのか。見つけてきて育てる力がないのか。これが今の日本の出版界の実状だろう。

00009066_c_ronza200803  仕方ないので、以前手に入れた『論座』3月号を捲る。『論座』を購入したからと言って、別に「朝日」に入れ込んでいる訳ではない。「朝日」は東大出身者が多いから、必然的にその学閥の寄稿者が多くなる。ここでも同じである。つまらない記事が多い。データや東大とは外れた論者の論点を拾うのに役立つにすぎない。ポスト・ロストジェネレーション特集が眼についたので購入したが、それを読んでみるとハズレである。だから、他の記事を読んでみる。すると、当たったり外れたり。こんなもんです。

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